ご案内 第六回木下寄席 2018-04-11 11:17:22 | 木下寄席 第6回木下寄席のご案内をします。 五街道雲助師匠の親子会です。若手の人気落語家龍玉師匠の個性をお楽しみください。 出演者 五街道雲助・蜃気楼龍玉、(前座)桃月庵ひしもち 日時 2018年5月27日(日)開場13:30、開演14:00 会場 印西市文化ホール2F多目的室 料金 予約1800円(当日2000円)、学生1000円 予約 kioroshiyose@gmail.com 0476-46-7089生で落語を聴く会
歯磨きと「明烏」 2018-04-11 10:12:37 | 豆知識 「明烏」の場面を思い起こして欲しい。うぶな若旦那を吉原に泊めた翌朝のこと。 落語家は吉原の朝「せいせきの悪かった者が起こし番」と言って、歯磨きの所作をする。この場面は江戸っ子の粋を表している。 歯磨き売りは三都ともに小間物売りが扱っていたが、京坂では歯磨きだけを売り歩くことはなかった。 歯磨き売りは江戸の名物といっていい。毎朝早く歯磨きを入れた箱を、緋縮緬の紐で肩にかけ「お早う」と言って売り歩く。 特に、芝居で四代目菊五郎が歯磨き売りになったことから、急に人気が出た。 歯を白くするため房州砂の入った歯磨きを使って、歯が減るほどにこすった。歯磨きを使うかどうかで、田舎者か江戸っ子がわかるとまで言った。 薦っ被りも歯が白くなれば一人前、とさえ言った。 「明烏」は町の札付きの遊び人源兵衛と太助ならではの、朝の場面です。