原作は桐野夏生の同名小説。
「肉体は衰えるけれど魂はますます燃え盛るものだ」という
夫の定年、夫の死、老年の性愛、自立せず親にまといつく子供たち、、
目をそらしたくても何時の日か必ずやってくる、その時。
ちょっとドキドキしながらの観賞でしたが、良かったです。
平凡な専業主婦・敏子(風吹ジュン)は夫の死後かかってきた一本の電話をきっかけに
怒涛の人生の一歩を踏み出すことになる。
ダサくて鈍くて、お人よしで世間知らずだった敏子が
怒りをもって変貌していく様を風吹ジュンがコミカルに演じていて、
つい応援したくなる。
失意の最中にも無遠慮な子供たち
そして飛び出した彼女は“何も知らなかった”“中古の家具”から変化していく。
好奇心丸出しのオバサン化!
なによりオバサンはしつこい!
そして逞しい
不器用に、でもオバサンの逞しさで一つ一つ扉を開けていく
風吹ジュンがとても可愛い
無茶ともいえる行動も、時には必要かも知れない
彼女は変わりたかったのだから
殆ど滑り込みセーフで、館内を見渡す余裕もなかったけど
終って急にざわつく館内にびっくり・・・主人公の年齢をはるかに上回るシニアなお姉さま方
・・ふと、劇中で敏子がチケットを買うときのやりとりを思い出して笑ってしまった
そう、何があっても元気をだしていかなければ
終盤になつかしいマストロヤンニとソフィア・ローレンのシーンが映った時は
当時の感動が甦り、懐かしさで胸がいっぱいになりました
「肉体は衰えるけれど魂はますます燃え盛るものだ」という
夫の定年、夫の死、老年の性愛、自立せず親にまといつく子供たち、、
目をそらしたくても何時の日か必ずやってくる、その時。
ちょっとドキドキしながらの観賞でしたが、良かったです。
平凡な専業主婦・敏子(風吹ジュン)は夫の死後かかってきた一本の電話をきっかけに
怒涛の人生の一歩を踏み出すことになる。
ダサくて鈍くて、お人よしで世間知らずだった敏子が
怒りをもって変貌していく様を風吹ジュンがコミカルに演じていて、
つい応援したくなる。
失意の最中にも無遠慮な子供たち
そして飛び出した彼女は“何も知らなかった”“中古の家具”から変化していく。
好奇心丸出しのオバサン化!
なによりオバサンはしつこい!
そして逞しい
不器用に、でもオバサンの逞しさで一つ一つ扉を開けていく
風吹ジュンがとても可愛い
無茶ともいえる行動も、時には必要かも知れない
彼女は変わりたかったのだから
殆ど滑り込みセーフで、館内を見渡す余裕もなかったけど
終って急にざわつく館内にびっくり・・・主人公の年齢をはるかに上回るシニアなお姉さま方
・・ふと、劇中で敏子がチケットを買うときのやりとりを思い出して笑ってしまった
そう、何があっても元気をだしていかなければ
終盤になつかしいマストロヤンニとソフィア・ローレンのシーンが映った時は
当時の感動が甦り、懐かしさで胸がいっぱいになりました