2005年 韓国
監督:クォン・ジョングァン
―愛はどうして終わる瞬間に一番輝くのだろう―
ある晴れた夏の日。
いつものように動き出す街の中で、私たちに似た8人の"別れ"への物語が始まる。
・恋に不器用な消防士ジヌ(チョン・ウソン)と、プロポーズを心待ちにしているスジョン(イム・スジョン)。
・ゴールの見えない関係に別れをきり出されたハソク(チャ・テヒョン)
・多忙な母親が入院したことで、好きな時に会えると無邪気に喜ぶ小学生フィチャン
・スジョンの妹で耳の聞こえないスウン(シン・ミナ)は、初めて好きになった絵描きの卵サンギュ(イ・ギウ)に白雪姫の着ぐるみのままちょっかいを出す。
4組8人の物語は時に交差しながら、やがてくる別れに向かって進んでいく。
別れの予感などあるはずもない或る時に、幸せな心の繋がりを感じた恋人や親子。
それぞれに日々奮闘する様子が温かく描かれる。
恋人の危険な仕事にいつも怯えて、心は限界に近づいてるアナウンサーのスギョン。その気持ちに答えを出そうと準備する真面目なジヌ。
恋人に別れを告げられても、仕事さえあれば繋ぎ止められると"別れさせ屋"を始めるハソク。
小学生のフィチャンは勉強に口うるさいだけの母親が入院中に、古い日記に書かれた自分への愛情に気付く。
火事に巻き込まれた時についた顔の火傷、聾唖であるというコンプレックスから、好きな人に着ぐるみを着てしか会えないスウン。
突然の激しい雨を同じようにみつめながら、或はうたれながら、
4人は一歩踏み出してゆく。別れに向かって――
この雨の激しさが、とてもいい。
外も雨、心の中にも激しい雨、、でもこの雨はなんだか優しい
別れを前提に進んでいても、どこかユーモアを交えたラブコメちっくなストーリー、
雨は必ずあがる
そう思えるそれぞれのラストシーン。
4つのエピソード。みんな良かったけど、やっぱり子供に弱いわ、ママにも感情移入しちゃった
あと、スウンの健気さ・・・
でも・・・韓国の名前って、どうしても覚えにくい。似てる名前多過ぎない?