to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

イン・ハー・シューズ

2007-05-14 16:50:21 | the cinema (ア行)
原題 IN HER SHOES
製作年度 2005年 アメリカ
監督 カーティス・ハンソン
原作 ジェニファー・ウェイナー
出演 キャメロン・ディアス/トニ・コレット/シャーリー・マクレーン/マーク・フォイアスタイン/ブルック・スミス

抜群の容姿を持ちながら、難読症のマギー(キャメロン・ディアス)は内面に自信が無く
弁護士で成功しているものの姉のローズ(トニ・コレット)は容姿にコンプレックスを持つ。ふたりの幸せ探しの物語。

30を目前にして難読症に加え、計算も苦手なマギーは、男にたかってぶらぶらしていたが、ある夜ついに実家を追い出される。
姉のアパートに転がり込み、留守中に姉のコレクションの靴を勝手に履いたり、お金を拝借したり。
ついには姉の恋人まで拝借・・・そこに帰ってくるローズ
妹と恋人に裏切られ、ふたりを追い出すローズは、仕事への意欲をうしなう。

追い出されて行き場の無いマギーは、父の書斎に隠してあった古い手紙を頼りに
フロリダに住む祖母のエラ(シャーリー・マクレーン)のもとへ・・・
突然孫に押しかけられたエラもまた、2人の母親である娘の死に自責の念を持って長年いきていた。
傷ついたローズは、マギーの置き土産の犬の散歩をきっかけに、元弁護士仲間や友人に見守られながら、少しずつ傷を癒していく。
エラの勧めでケア施設の手伝いをするマギーにも、新たな出会いが彼女の内面に影響を与えようとしていた・・・

近くに居ても解からないこと。
愛していても、愚かしいことをしてしまう事。
幼くして母親を亡くした、コインの裏と表のような姉妹が、
こころを曝け出し、ぶつかって・・・そして離れる事によって見つけられる心地よいもの。

他人を認め、素直になる事。許すこと・・・
これって幸せの法則なのかな~と感じたステキな作品でした

ちょっぴり私の苦手系のキャメロンも、なかなか良かった。
自信が無い為によろめき傷つき、傷つけ、惨めなマギーを好演してました

人生ってうまくいかない、なんなのよーって感じた時でも
最後はきっと、すこしだけ明日の自分に自信がもてるかも