to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

レッドクリフ Part I

2008-11-08 02:05:48 | the cinema (ラ・ワ行)
帝国が、襲ってくる。
信じる心、残っているか。

三国志の有名なエピソード“赤壁の戦い”を全2部作で描く歴史スペクタクル巨編の前編。ジョン・ウー監督が100億円を投じて作り上げた歴史アクション大作。

上映時間 145分
製作国 アメリカ/中国/日本/台湾/韓国
監督 ジョン・ウー
音楽 岩代太郎
出演 トニー・レオン/金城武/チャン・フォンイー/チャン・チェン/ヴィッキー・チャオ/フー・ジュン/中村獅童/ユウ・ヨン

西暦208年。帝国を支配する曹操(チャン・フォンイー)は、いよいよ劉備(ユウ・ヨン)軍、孫権(チャン・チェン)軍の征討に向け80万の大軍を率いて南下を開始した。最初の標的となった劉備軍はわずか2万。撤退が遅れ、曹操軍に追いつかれてしまい全滅の危機に。しかし、関羽(バーサンジャプ)と張飛(ザン・ジンシェン)の活躍でどうにか逃げ延びることに成功する。軍師の孔明(金城武)は、劉備に敵軍である孫権との同盟を進言、自ら孫権のもとへと向かう。しかし、孫権軍では降伏論が大勢を占めており、孔明は若き皇帝孫権の説得に苦心する。そんな時、孔明は孫権軍の重臣・魯粛(ホウ・ヨン)の導きで、孫権が兄と慕う司令官・周瑜(トニー・レオン)と面会することに。最初は互いに警戒心を抱いていたものの、次第に2人は相手への尊敬と信頼を深めていく。

原作の「三国志」は最初横山光輝の漫画版ではまりまくり、
本も読みました。が、いかんせん30年も前なので、強烈なキャラクターと大まかな事しか覚えてません
その時心を鷲掴みにされた諸葛孔明役を金城君がやってくれるなんて~
もう、嬉しかったです~

冒頭この有名な三国志の時代の簡単な説明が日本語であるので、ちょっとびっくり!
間違えて吹き替え版のチケットを買ってしまったのかと思ってしまいました
ここは各国其々に作られているのでしょうか?それとも日本がこの作品の大手スポンサーだから?
でも、三国志を知らない人には親切だったかも

今回はパート1.
登場人物の紹介的部分も、人数が多い割りに手際よく短めに纏められていたのではないかと思います。

若き皇帝を脅し、80万の兵を手に入れたの君主曹操は
天下統一をもくろみの劉備軍を攻めていた。
劉備軍は農民を連れ敗退を余儀なくされる、長坂の戦いでの槍の名人趙雲の活躍に始まる。

進退窮まった劉備に、軍師の孔明は、敵国の孫権と手を結ぶよう進言し、単身孫権に会いに行く。
そして孫権軍の司令官・周瑜を訪ね信頼を寄せるようになる。


この辺りの周瑜の兵の泥棒騒ぎの治め方などは、ちょっと大岡裁き?という感じもして面白い。
日本から参加の中村獅童は周瑜の部下、後半にちゃんと見せ場が用意されていました。

クライマックスのアクションシーンにも、それぞれの特徴を印象付ける戦いっぷりで
迫力たっぷりで魅せてくれます!もちろんトニーの華麗なアクションシーンも!
軍師・孔明の秘策には唸ります

ジョン・ウー監督はこの時代のキャストをリアルに感じてもらう為、年齢にこだわったといい、
当時27歳の孔明に金城、30歳の周瑜にトニーを選んだという事なんだけど、ここは文句なく決まってました♪
だけど、関羽や張飛は本当に?という感じ。
あんなに年取ってたんだっけ?
なんだか私の中の関羽はもっと精悍で、も少し若さもあったイメージなんだけど・・

それはともかく、寄せ集めながら80万の曹操軍を迎え撃つ、
厚き信頼で結ばれた天才軍師・孔明を擁する2万の劉備軍+知と徳の司令官・周瑜率いる孫権軍3万の連合軍。
次は本番、その力の差を、知恵と勇気で壮大な赤壁の戦いに!



穏やかで、先見の明に優れた軍師・孔明、金城君にピッタリでした~
来年の2が楽しみです!
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Yahoo!特集の「三国志性格診断」あなたはどのタイプ?
 http://event.movies.yahoo.co.jp/theater/redcliff/
因みに私は”孔明”タイプでした~。
大変な問題にもクールに対処できる、知性派―。(本当かぁ~
コメント (26)
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