to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

スウィート・ノベンバー

2008-11-10 23:53:18 | the cinema (サ行)
11月は運命の月
製作年度 2001年
原案 ポール・ユーリック
監督 パット・オコナー
脚本 カート・ヴォルカー
音楽 クリストファー・ヤング
主題歌 エンヤ
出演 キアヌ・リーヴス/シャーリーズ・セロン/ジェイソン・アイザックス/グレッグ・ジャーマン/リーアム・エイケン/ローレン・グレアム

1968年製作の「今宵かぎりの恋」を、「マトリックス」のキアヌ・リーヴス、「サイダーハウス・ルール」のシャーリーズ・セロン主演でリメイクしたラブ・ストーリー
広告代理店に勤めるエリートサラリーマンのネルソンはある日、風変わりな女性サラと出会い、“今日で10月は終り。あなた、私の11月にならない?”と突然持ちかけられる。サラいわく“自分には問題を抱えた男を救う力があり、仕事人間の不幸なネルソンを助けてあげる”というのだ。勝手なもの言いに怒るネルソンだったが……。

こういうのを所謂ツンデレというのでしょうか(笑)
イイ男が陥りやすい典型的ツンデレの成功パターンなんでしょうか~
キアヌもシャーリーズ・セロンも完璧素敵なビジュアルなんですが、
またしてもラブ・ストーリーに大切な"ヒロインの性格"描写がぁぁ・・・ぅ、ウザすぎる~~
しつこくて、図々しくて、ちょっとあり得ない
そのあり得なさも、図々しさも可愛いからOK~だとすんなり楽しめるかも♪

彼女の唐突で押しの強ーいアプローチも、
好意があり、その意図も解っていても、こういう女は苦手なのでちょっと引いた目で見てしまった。

それでも、売れっ子広告マンのネルソンは私の思惑など知る由もなく(爆)
自信たっぷりのサラに関心を持ち始め・・
次第に人間らしい感情も取り戻すんだけど。
どうみても、最後まで自己中な女性にしか見えなくて、、、感情移入出来なかったわ。
アチラでは、こんな我儘なヒロインが受けるのかしら

サラの隣室のオトコ(?)が、業界のライバルとか、
サラの家族がそのオトコにTELしてくるとか、そんな設定はあまり意味が無かったみたい。
ジェイソン・アイザックスって、けっこう面白かったけど、あの設定に意味があったとは思えない。

美男・美女の儚いラブストーリーですが、
設定、ストーリーともに好き嫌いが分かれる作品かも知れません。
エンヤの曲はステキですが、あまり活かされてなかったかも~