嘘のない恋愛なんて、
退屈でしょう?
製作年度 2009年
上映時間 112分
原作 吉田和正 結婚詐欺師クヒオ大佐』(新風舎文庫刊)
監督 吉田大八
出演 堺雅人/松雪泰子/満島ひかり/中村優子/新井浩文/児嶋一哉/安藤サクラ/内野聖陽
カメハメハ大王の末裔のアメリカ人パイロット“ジョナサン・エリザベス・クヒオ大佐”と名乗り、何人もの女性を騙し続けた実在の結婚詐欺師,吉田和正原作の「結婚詐欺師 クヒオ大佐」を映画化した、型破りな人間ドラマ
1990年代初頭、クヒオ(堺雅人)は、自分はアメリカ軍特殊部隊のパイロットで、エリザベス女王とも血縁関係にあたるなどと吹聴し、次々と女性たちをだましていた。だが、実際彼は純粋な日本人で、華麗な経歴もすべて自ら作り出したものだった。弁当店を営むしのぶ(松雪泰子)も彼の立派な軍服姿にころりとだまされ、懸命にクヒオに尽くすが……。
これ、当時のニュース、話題になりましたよね~。
おぼろげながら覚えています。「え~、なんでぇ?こんな男にぃ~」でした(笑)
それに比べたら堺さんのクヒオ大佐なんて、カッコよずぎるんじゃないの~と、心配しましたが、
そんな心配は無用ノ介でしたぁ~(爆)
いちいちワザとらしい登場の仕方。
日本語上手すぎるガイジン(???)
大佐なのに車も鞄持ちもいない任務ばっか。気づけよ~~
実際のクヒオに比べると、騙しの手口は似ていても、
被害額にとんでもない差!
その小粒っぷりが、この作品のキャラを楽しいものにしてました~。
足代わり、お財布代わりに使われていた第一のターゲット、弁当屋の女社長・しのぶからはある程度貢がせていたようだけど、
博物館学芸員の浅岡春などはまだ若いし、それほど結婚願望が強いとは思えず
銀座のホステス須藤未知子に目をつけた時も、実は違う女性を狙っていたのを急遽乗り換えた感があり、
どうにも凄腕の結婚詐欺師に見えない
それどころか、なんだかしのぶの弟(新井浩文)じゃないけど、ダメだしすらしたくなる
だって、、エーゴ出来なくちゃダメじゃん
しのぶの弟の出現で、かなり面白くなります
度々窮地に陥る場面での堺クヒオの瞬きの早さが笑えます
あんぐりお口も閉じてあげたい(爆)
ふてぶてしさより、ナルちゃんっぽくて、だからターゲットの選び方もダメなんだと思うと、
憎めないのよね~。
あのコスプレも、口からでまかせの嘘も、実は彼の願望そのものだったのかと思える。
彼は女性に夢を与えているようで、実は自分がその夢の中の住人だったのだろうという気がする。
心地よい嘘の世界・・・。その嘘は実は誰にとって一番素敵だったのか。
楽なばかりの仕事などない。
事実と大きく違う本作のクヒオは、そう云っているのだろうか。
悪人らしくないダサい詐欺師、堺さん、はまり役

退屈でしょう?
製作年度 2009年
上映時間 112分
原作 吉田和正 結婚詐欺師クヒオ大佐』(新風舎文庫刊)
監督 吉田大八
出演 堺雅人/松雪泰子/満島ひかり/中村優子/新井浩文/児嶋一哉/安藤サクラ/内野聖陽
カメハメハ大王の末裔のアメリカ人パイロット“ジョナサン・エリザベス・クヒオ大佐”と名乗り、何人もの女性を騙し続けた実在の結婚詐欺師,吉田和正原作の「結婚詐欺師 クヒオ大佐」を映画化した、型破りな人間ドラマ

これ、当時のニュース、話題になりましたよね~。
おぼろげながら覚えています。「え~、なんでぇ?こんな男にぃ~」でした(笑)
それに比べたら堺さんのクヒオ大佐なんて、カッコよずぎるんじゃないの~と、心配しましたが、
そんな心配は無用ノ介でしたぁ~(爆)
いちいちワザとらしい登場の仕方。
日本語上手すぎるガイジン(???)
大佐なのに車も鞄持ちもいない任務ばっか。気づけよ~~

実際のクヒオに比べると、騙しの手口は似ていても、
被害額にとんでもない差!
その小粒っぷりが、この作品のキャラを楽しいものにしてました~。
足代わり、お財布代わりに使われていた第一のターゲット、弁当屋の女社長・しのぶからはある程度貢がせていたようだけど、
博物館学芸員の浅岡春などはまだ若いし、それほど結婚願望が強いとは思えず

銀座のホステス須藤未知子に目をつけた時も、実は違う女性を狙っていたのを急遽乗り換えた感があり、
どうにも凄腕の結婚詐欺師に見えない

それどころか、なんだかしのぶの弟(新井浩文)じゃないけど、ダメだしすらしたくなる

だって、、エーゴ出来なくちゃダメじゃん

しのぶの弟の出現で、かなり面白くなります

度々窮地に陥る場面での堺クヒオの瞬きの早さが笑えます

あんぐりお口も閉じてあげたい(爆)
ふてぶてしさより、ナルちゃんっぽくて、だからターゲットの選び方もダメなんだと思うと、
憎めないのよね~。
あのコスプレも、口からでまかせの嘘も、実は彼の願望そのものだったのかと思える。
彼は女性に夢を与えているようで、実は自分がその夢の中の住人だったのだろうという気がする。
心地よい嘘の世界・・・。その嘘は実は誰にとって一番素敵だったのか。
楽なばかりの仕事などない。
事実と大きく違う本作のクヒオは、そう云っているのだろうか。
悪人らしくないダサい詐欺師、堺さん、はまり役

