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常識を打ち破れ、
世界は変わる
製作年度 2012年
上映時間 124分
原作 武富健治 『鈴木先生』(双葉社刊『漫画アクション』連載)
脚本 古沢良太
監督 河合勇人
出演 長谷川博己/臼田あさ美/土屋太鳳/風間俊介/田畑智子/富田靖子/山中聡/窪田正孝/北村匠海/西井幸人/でんでん
テレビ放映時は視聴率で苦戦しながらも、クオリティの高さがドラマ・ファンの注目を集め、放映終了後に数々の賞に輝き話題となった同名TVドラマの劇場版
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テレ東のドラマは結構チェックしているドラマファンの友人Yが、面白いと言っていたのに、
初回を見逃したのもあって、結局ドラマは観ないでのDVD鑑賞となりましたが面白かったです
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原作もしっかりしているのでしょう。教師のあるべき姿を描いているのに、新しい!!
この脚本の古沢良太さんといえば「ALWAYS 三丁目の夕日」とか「少年H」。テレビドラマで言えば「相棒」シリーズとか、新しいところでは「リーガル・ハイ」でしょうか。
私的には「キサラギ」の方ですが、やはり柔軟で、少年心理を描き出すのが凄く上手い!
鈴木先生は、独自の教育理念で子供、生徒を変えようとしますが、
嘗てこのように教育されて、いつの間にかコチコチの大人になってしまった私たち大人にも、
目を見開いて観て、感じ取るべき作品。
まさにオトナも足元を見直す事を教えられる、そんな作品でした。
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ドラマ版のその後となる2学期を舞台にしているので、ホントはドラマを見た上で鑑賞するのがベスト。
ですが、鈴木先生の“スペシャルファクター”たる小川蘇美の位置付け、
さらに家庭科教師の足子先生の位置付け、
鈴木先生の目指す教育の輪郭は、ちゃんと観ていれば解ります。
ドラマ未見でも、この映画の本質を語るに問題ないといえます。
鈴木先生はスーパー教師でもGTOでもなく、ただ胸を開いて生徒をみつめ、教育に情熱を傾けるひと。
いつも特別注目を集めるでもない普通の“問題のない子供たち”の心の成長を見守り、
しかし、いつの間にか鍛えているのですよね~・・・
ソレは何故か?!
キーとなるのは、演劇部 卒業生 手のかからない子・・・
ここからは余談ですが、
小川蘇美役の女優さんは、どこかで見覚えあるなあ・・と、思っていたら、
タッキーの春ドラマ「真夜中のパン屋さん」に出ていた子なんですね~。
難しい名前は土屋太鳳(つちや たお)と読むんだそうです。
ちょっとデビュー時の成海璃子ちゃんに似た感じを受けました。
風間俊介くんと窪田正孝くんが卒業生なんですが、、このふたり、いつまでもこういう年齢設定が似合いますね。
卒業してから何年だよ~~って、フフフ
学園ものですが、子供にも大人にも、生き抜くためのひとつのヒントとなる鈴木メソッド。ヨカッタです
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