日本アカデミー賞受賞作品なので、楽しみに観ました。
重いテーマです。
観ているこちらの胸が苦しくなります。
永作さんの愛情に胸打たれ、真央ちゃんの苦悩に涙を誘われ‥‥
親子のこれからに幸多かれと祈らずにはいられませんでした
雨だし‥‥。
朝早くに老犬に起こされて寝不足だし‥‥で、映画観よっとってことで。
録画しておいた「ブラック・スワン」を観ました。
何か最初から精神不安定な表情のニナの顔が印象的。
幻覚や自傷‥どんどん追い詰められていく彼女に観ている側も、何が
何だかの世界。
ラスト、衝撃的ですが、命は助かったのでしょうか。
途中、何故かリチャード・ギア様主演の「Ｓｈａｌｌ Ｗｅ Ｄａｎｃｅ？」の女優さんの
名前が気になって気になって。なんで？
ジェニファー・ロペスだった
有吉佐和子著・「恍惚の人」
今で言うところの認知症になった舅・茂造の介護をする昭子を通して
当時の老人問題にフォーカスを当てた小説である。
実に40年前の本だ。ハードカバー＆ボックスに入っている。690円。
アンパンが15円位の時代ですから‥‥。
梅雨のある日、雨の中、傘もささずに泰山木の花を見上げる茂造。
美しいものを美しいと感じる心がまだ茂造にはあると知った昭子が
胸をつかれる場面だ。
この後、茂造は風呂で溺れ、生死の境をさまようが、奇跡的に回復。
迷惑な存在だった舅を一生懸命介護しようと決心する昭子の変化の
きっかけとなったシーンである。
この本に限らず、昔買った本はほとんどハード・カバーである。数度の
引っ越しの時も処分せずに持っていて、私には思い入れがあるが、私
がいなくなった後は片づける人が困るよね。
本てその人の価値観で違うからなぁ。
で、今泰山木が美しく咲き誇っている。梅雨の日の夕方、雨に濡れて
咲くその様は本当に美しい。
地デジでやっているバラエティがつまらなかったので、何気にwowowにチャンネ
ルを回したら、「猿の惑星」をやっていまして。
監督はティム・バートンですか。
なかなか面白かったです。
猿の特性が濃く残っている彼らの身体能力の高さ。ＣＧもしくは特殊撮影なの？っ
て思う位の動き。どうやって撮影しているのかしら？って興味はそっちの方向へ。
1作目同様ラストは衝撃でしたけれど。
私はいわゆるパラレル・ワールドっていう解釈をしました。
ここ数日、明け方から数回起こされる。
木曜日なんて3度寝して寝坊した
「ご飯、ご飯」と鳴いて困る。
目は見えないが、光は感じるのかな？
日の出が早くなったのと時を同じくしているから。
悲しそうに訴えているとこちらの心がくじけそうになるが、ご飯は
あげない。
これ以上リズムが崩れたら困る。
明け方に食べれば、忘れちゃってきっと私が起きたら再び「ご飯」
コールが始まるに違いない。
そう思うと心を鬼にして我慢するしかない。
結局諦めて寝るのだが。
しかし、いつまで頑張れるか。彼は昼間寝ていられるが私は仕事。
睡眠不足は中高年にはこたえる
