翻訳して日本語で書かれているのに、結構難解な文章で…😆
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/c7/7f07c7911cc061929c2acf8be674cde2.jpg?1619689177)
まあ、でも、昔の小説って割と難しい表現で書かれている事が多いですよね。
ペストの感染拡大で街は封鎖される。
専門病院を作ってベッドを増やしても、すぐ満床になる。
病人と接触した人は収容所(と、表現されています)に隔離される。収容所は競技場などの公共施設にテントを設置したり、ホテルが当てられる。
患者は次々に死亡し、お墓も間に合わない。埋葬するのに必要な人手も足らなくなる。
今のCOVIDを取り巻く状況とリンクするところがあって、身につまされる。
封鎖された街からは出ることも、街に入る事も出来なくて、家族や恋人と離ればなれになった人も多くいた。
(どの時代も抜け道はあって…😆上手くやる人はいる)
家族との別離、失業による経済的困窮、医療従事者の眠る時間も削っての奮闘…胸が痛くなって来る…。
物語では感染は終息していくが、ラスト、ペスト菌は死滅することなく生息し続け、いつかまた…と不気味な将来を示唆して終わる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/c7/7f07c7911cc061929c2acf8be674cde2.jpg?1619689177)