今朝は私の心の中の悲しみを書いているので、嫌な方はスルーして下さいね。
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今朝起きたら6時半を過ぎていて、30年前の今日のこの時間に夫はもうこの世にいなかったんだ、って思ったら泣けて来て…。
窓を開ければあの日と違って青い空が広がっている。
夫が亡くなった後、ひとりになると泣けて、泣けて。
仕事の往復の車の中、入浴している時、愛犬との散歩、涙は滂沱のごとく流れて流れて…。
深夜、イングリッシュセッターのジェームスと散歩に出て、大きな体にしがみついて泣いた。
帰らぬ主人を思ってか、私の悲しみが分かっていたのか、ジェームスはじっと黙ったまま座っていた。彼はいつも夫が帰って来た国道に続く道を見続けたまま、私の涙が治まるまでじっとしていてくれた。
ジェームス…彼は死ぬまで残された家族を守り、ずっと主人を待ち続けたのだった。
あ~、もうダメ。色々悲し過ぎる。
残された者はいつも思い出しては悲しい。
もう何もしてあげられない事が申し訳なくて、申し訳なくて悲しい。
何年経ったって、家族を失った悲しみは消えない。
でも、でも、生きていかなきゃ。
夫が見たかった景色を私はずっと見続けなければいけないから。