風と光と空の詩(うた)

~色々あるけれど、人生はケ・セラ・セラ~

28回目の春

2022年03月19日 | 天国へのメール
貴方が逝ってしまって悲嘆の中の最初の春

辛く悲しい年月(としつき)を重ね

長女が社会へと巣立った4回目の春

まだまだ巣から飛び立てない次女を支えて過ごした月日
 
心から笑える日など二度とないと思っていたけれど

それでも ぽつり ぽつりと 小さな幸せが返って来て

私の周りの世界に色が戻った6回目の美しい春


時は流れ  流れ  流れ

いびつなトライアングルだった3人家族から

8人になったのは22回目の春
   
  桜の花びら舞い散る美しい日のこと

そして 28回目の春となり

世界は混とんとして 

先のことなど分かりようもないけれど

それでも  

私達家族は明日が来ることを信じて生きていくのです

風になって 光になって 空にいる貴方

私達を どうか 見守って下さい

 
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明るい陽光、青い空 ☆私は生きています

2021年11月30日 | 天国へのメール
本日は年に一度の呼吸器科受診。

2013年に罹患した肺炎のフォローと、乳がんは肺へ転移する可能性があるのでそちらのフォローも兼ねて。

コロナ患者を受け入れているその病院は感染対策が徹底していました。

胸部X-Pを撮り、特に異常なしということで、また1年後の受診となりました。

病院近くの公園に寄ってウォーキング。

広い芝生の上を保育園のお子さん達が保育士さんと楽しそうに走っていました。

可愛い歓声に思わず笑顔になりました。

見上げれば青い青い空。
その空へ27年前に上っていった夫。
あの日は灰色の雲が重く垂れ込めていました。

しく、衝撃的だった27年前の別れの朝とは違い、明るい光の中、澄んだ青空をずっと見ていたのです。



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11月はちょっと悲しい

2021年11月25日 | 天国へのメール
11月に入って夫の命日が近くなると、ちょっと悲しい。

もう27年が経とうとしているのに、笑って過ごしているのに、あの日の空の色とか冷たい空気とか、思い出して悲しくなるのだ。

そして、いつもこの時期は体調を崩していて、それは夫の「気をつけて」のメッセージだと思っている。

夫の遺した写真の整理は少しずつ進んでいる。

四季折々、様々な場所で写した風景や花の写真も沢山出てきた。

全部は残せないが、スキャンして四季に分けて保存しておこうと思う。

《天国へのメール》
大丈夫、大丈夫。私は元気です。

1989年 シンデレラ城
        



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夫の年をはるか超えて…天国で笑っているかな?

2021年05月05日 | 天国へのメール
亡くなった夫の誕生日が近いが、最近は、存命であれば何歳だっけと、思う事が多くなった。

5歳年下だった私は、夫が亡くなった年を20歳以上も超えてしまった。

10代の頃に父を亡くした娘ふたりは、父親の事を何も言わない。

若くして亡くなった夫は、娘達の心の中で、〝カッコいいお父さん〟として、若いまま生き続けているようだ。

写真の中の夫は若く、私はどんどん年をとる。

天国で会ったら、「どなたですか?」と言われそうだ😁

母の日が近いので、娘達からそれぞれプレゼントが届いた。

長女は毎年鉢植えのカーネーションを贈ってくれるが、いつも手入れが行き届かないまま枯らしてしまっていたので、今年は頑張ってみようと思ったのでした。



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空へ 天国へのメール

2021年03月24日 | 天国へのメール
貴方が逝って27回目の春です。

私の周りは美しく、空はどこまでも青いです。

私は、これからもずっと大丈夫です。

貴方は自由に空を吹き渡って、時々帰って来てね。


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