ヨハネによる福音書1:1-5 14
初めに言があった。言は主と共にあった。言は神であった。
この言は初めに神と共にあった。
すべてのものは。これによってできた。できたもののうち。一つとしてこれによらないものはなかった。
この言は命であった。そしてこの命は人の光であった。
光はやみの中で輝いている。そして、やみはこれに勝たなかった。・・・・・・・・
そして言は肉体となり、わたしたちのうちに宿った。わたしたちはその栄光を見た。それは父のひとり子としての栄光であった。めぐみとまことに満ちていた。
最近よく使われる「・・・ありき」は、この福音書の初めの部分「初めに言ありき」が、語源であると思う。
「初めのこの言」は、なんであるか。それは、肉体となり、わたしたちのうちに宿ったイエスである。
「初めにイエスありき」と訳しても、問題ないと思う。
実にイエスこそ、初めの、初めである。