たったひとりで、泣くことすらできないほど無力に立ちすくんでいたあの夜。
愛するものが破壊し尽くされ、わたしの魂が踏みにじられ、
二度と笑うことも楽しむこともあるまいと心を閉ざした夜。
屠られる子羊のように、なすすべもなく、助ける者もなく、苦しみのただ中に引き立てられ、捨て置かれたあの暗夜。
イエスが一緒にいてくださり、私とともに嗚咽しておられた。
見捨てられていたわけではなかった。
ただそれだけのことが、どんな慰めより、どんな理にかなった答より、私を生き返らせる。
吉川直美編著 「ひと言でいいのです」より
愛するものが破壊し尽くされ、わたしの魂が踏みにじられ、
二度と笑うことも楽しむこともあるまいと心を閉ざした夜。
屠られる子羊のように、なすすべもなく、助ける者もなく、苦しみのただ中に引き立てられ、捨て置かれたあの暗夜。
イエスが一緒にいてくださり、私とともに嗚咽しておられた。
見捨てられていたわけではなかった。
ただそれだけのことが、どんな慰めより、どんな理にかなった答より、私を生き返らせる。
吉川直美編著 「ひと言でいいのです」より