昨シーズン(2021~2022)までは、スーパースター見習い又は候補生でした。
今シーズンからブンデス(ドイツ)のドルトムントからプレミア(イングランド)のマンチェスター・シテイに移籍しました。移籍当初から活躍していました。
さすがにプレミアでは、少し苦労するかなと思っていたら?
ウルトラ大天才のやることは、全然違っていました。
マンCの怪物ハーランドが92年ぶりに50ゴール到達 グアルディオラ監督も「ずいぶん昔だね」
[2023年5月1日12時4分]
https://www.nikkansports.com/soccer/world/news/202305010000377.html
『マンチェスター・シティーのノルウェー代表FWハーランド(22)がフラム戦で前半3分にPKを決め、今季の公式戦50ゴールに到達した。イングランドのトップリーグの選手では1930-31年のトム・ウエアリング(アストンビア)以来の記録となった。』
欧州チャンピオンズリーグ(CL)で12点
イングランド協会(FA)カップで3点
リーグカップで1点
プレミアリーグでは30試合で34得点
「93-94年のアンディー・コール(ニューカッスル)と94-95年のアラン・シアラー(ブラックバーン)が記録したシーズン最多ゴールに並んだ」
プレミアは、リーグ戦が38試合ですからまだ6試合残っています。チャンピオンズリーグは最大2試合残っています。
ですから、プレミアのシーズン最多得点記録更新は、かなり可能性が高いと言えます。現実には、記録は42試合制の時代ですので現行の38試合制では記録を更新しています。
1年間の最多公式戦得点記録は、比較になる過去の数字がないと思います。今年、ハーランドが記録した50点が実質的に最多得点だと思います。一応、昔の記録と(無理やり)比較したのでしょうね?
プレミア・デビュー初シーズンに過去の最多得点記録を実質的に更新したことになります。チャンピオンズ・リーグ年間得点記録でも12点は、かなり多い得点になります。15点以上を記録しているのは・
カリム・ベンゼマ 15
ロベルト・レヴァンドフスキ 15
クリスティアーノ・ロナウド 15 16 17
この3選手しかいません。
もしチャンピオンズ・リーグの残り最大2試合で3得点すると年間得点記録のベスト3の仲間入りです。チャンピオンズ・リーグでも、ここまで通算35ゴールに到達し、これは史上最速のペースです。
22歳にして全盛期のメッシやクリステイアーノ・ロナウドと並ぶスーパースターになったと言えます。
ちなみにポジションが同じ、ロベルト・レヴァンドフスキがバイエルン時代に記録した圧倒的なゴール数は・
2019-2020 34ゴール
2020-2021 41ゴール
2021-2022 35ゴール
この3年だけです。現在34歳ですから、31歳~33歳の時に記録を達成しています。
ポジションが同じセンターフォワードですから、ハーランドは、22歳で全盛期のレヴァンドフスキの記録に、ほぼ並んだと言えるでしょう。
もう、現時点でメッシやC・ロナウドと同じレベルの選手であると言えます。すでに、メッシとC・ロナウドはピークを過ぎていますから、現在世界最高の選手であると言えると思います。
スーパースターと呼ばれる選手は、向こう10年くらいはハーランドです。
驚くばかりの才能と実力です。
メッシとC・ロナウドのレベルの選手は、もう当分出てこないと思っていました。ここまで凄ければ、最早・伝説と言うしかありません。伝説は、まだ始まったばかりです。伝説が完成するとき、どうなっているのか?
ハーランドが優れている点は、点の取り方にあります。
身長が194cmです。普通に優れた選手ならヘデイングシュートを使うでしょう。ハーランドは、足元の技術とポジショニングで点を取ります。自分の身長と言う武器を使わず、あくまで技術で点を取るところが優れています。圧倒的な体力で得点を重ねたC・ロナウドとは、全く違います。