時事通信 2025年01月20日
『各国右派指導者が参集 欧州主流派と距離―トランプ氏就任式』
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025011900245&g=int
大統領就任式には、慣例では外国首脳を招待することはなかったそうです。
前例を踏襲しないトランプ氏は、軽々と慣例を無視して一番最初に招待したのが、中国の国家主席でした。中国は、これを穏当に断り代わりに、韓正副主席が出席します。
ロイター
https://jp.reuters.com/world/security/XTDQ6UGFG5LKNHBUG5DTI3ZU44-2025-01-17/
早速、ヴァンス副大統領やイーロン・マスク氏と会談し活発な外交を展開しています。
一方で招待されていない面々もいます。
EU委員長、その他西ヨーロッパの首脳などは、軒並み招待されていません。
唯一招待されたのが、イタリアの元気印のメローニ首相です。もうフロリダのトランプ氏の私邸を訪問して会談しています。
他は、居ないみたいです。
嫌がらせみたいに招待されたのが・・・・・
☆欧州議会の右派会派「欧州保守改革(ECR)」党首を務めるポーランドのモラウィエツキ前首相(ほぼ極右)
☆英国のリフォームUKのファラージ党首
☆フランスの極右政治評論家ゼムール氏
☆「ドイツのための選択肢(AfD)」のクルパラ共同党首ら各国政界で異端視される右派指導者
トランプ政権の欧州外交の方針は、明確です。
左派の支配する現在の欧州各国の政府は相手にせず、右派または極右の指導者が全員集合しました。
メローニさんは極右です。
ウクライナ紛争に加担して煽り立ててきたのが、欧州左派です。
戦争を止めようとする政治家は誰もいませんでした。
イギリスなどは、まだ煽ろうとしています。
ウクライナ紛争が、リトマス試験紙でしょうね。
トランプ氏は、はっきり停戦を主張しています。
EU政府と欧州左派政権は、これに反逆しました。
トランプ氏の欧州政策は、明確です。
欧州が今のまま左派政権が続くのであれば、左派政権は切り捨てるでしょう。
東西冷戦思考に凝り固まっている欧州の左派政権は、これが理解できません。
戦争が嫌いなトランプ氏に逆らって、バイデンさんに同調して戦争を煽りまくってきました。
そして、欧州左派は他の世界から見ると奇妙な基準を作り出して他国に押し付けてきました。
これは右派のトランプ氏には、絶対に許せないことです。
大体、イーロン・マスクの主張を聞けば分かります。
トランプ氏は、欧州左派と米民主党の作り出したおかしな基準を叩き壊すと思います。
それに賛成する、これ以外の国は多いと思います。
だからトランプ氏は、敵性国家である中国やロシアで結構、好感度が高いです。⇒30%強
ヨーロッパよりは、はるかに高いですね❓
まず、トランプ氏はロシアとの関係改善に動くでしょう。友好的だという意味では、ありません。
これまでの口も利かないで拒否する姿勢から、会話をして話し合う関係に戻そうという意味です。
第1次政権時代でも、トランプ氏がロシアに甘かった訳ではありません。結構、塩辛いこともやっています。
今のヨーロッパは、対ロシアに関しては態度が異常すぎます。
ひたすら否定して排除しようとします。「魔女狩り」のような印象があります。
これは欧州の主要国で左派が支配的な国が、多いからです。
左派の持つ体質が、もろに出ていると言えます。
放置していれば、やがては左派の政権を握る国は旧ソ連のような体質に変化していくような可能性すらあります。
見ていると旧ソ連と似た閉鎖的な体質が、ちらほらと見えます。
それを打破する可能性を、欧州右派や極右に見出そうとしています。
欧州が自分で変化できなければ、最後はトランプ氏は左派に支配された国を見捨てるでしょう。
NATOにも拘りは、ないと思います。最悪、NATO離脱もあり得ると思います。
ヨーロッパの多くの国の認識は、時代の変化を見逃しているように見えます。
日本も同じで、米民主党の子分みたいな振る舞いをしていたら、きつ~い「お灸」が待っているような気がします。
中々、おもしろい4年になりそうですね❓
★取り敢えず最初に揉めそうなのは、ドイツです。
AFPBB 2025年1月20日
『ドイツ機密公電漏えい トランプ氏復権を「警戒」』
https://www.afpbb.com/articles/-/3559035?cx_part=top_topstory&cx_position=3
2月の総選挙後、どうなるのか❓
反トランプの旗幟を鮮明にしたイギリスも見ものです。
ここは、大統領選の時、労働党職員を送り込んで米民主党の選挙支援までやりました。
どうなるか、見ておくのは後学のために良いと思います。特に日本政府は・・
ここまであからさまにアメリカに逆らった西側の国も珍しいと思います。
※関連記事目次
項目「アメリカ合衆国」の目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/6ea78b12b6512e36fbdc6eebd50f97ce