東京新聞
<社説>事実確認の廃止 メタまで変質するとは
2025年1月15日 08時02分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/379377
産経新聞
<主張>ファクトチェック 廃止で中立性保てるのか
2025/1/19 05:00
https://www.sankei.com/article/20250119-R3IC3KHMGJKQXHIUOQ25US4ALA/
最初に調べた問題は、「去年ザッカーバーグ氏がトランプ氏に謝罪した」という記事を探していました。
CNNの記事で見ましたから、今も残っていると思います。探してみると、検索に出てきません。
ごちゃごちゃ調べているうちにメタの「ファクトチェック廃止」の記事に行き当たりました。
これは、去年の「去年ザッカーバーグ氏がトランプ氏に謝罪した」という処からの延長線上にある流れです。
同じ記事でも左巻きの東京新聞は、一方的に批判して終わりです。
産経新聞の方は、米民主党寄りながらかなり深く報道しています。
しかし、やはり良く分からないと思います。
更にはかく乱情報も出てきます。
Forbes
トランプが「ザッカーバーグから激励の電話を受けた」と主張 メタは否定
2024.09.10 15:00
https://forbesjapan.com/articles/detail/73604
ザッカーバーグ氏がトランプ氏に電話をしたのは事実です。
内容は、トランプ氏によれば・・・
「ザッカーバーグがトランプ暗殺未遂事件後、トランプに電話して謝罪」
「2024年の選挙では民主党を支持しない」
Forbesの記事は、これを打ち消そうとしています。多分、「激励」はしていないと思います。ザッカーバーグ氏が個人の立場で電話したのですからメタは、この時点では無関係です。だから記事自体は「ウソ」とまでは言えません。巧妙にザッカーバーグし個人から会社であるメタに話をすり替えています。情報を捏造する一般的な手口です。
では、実際問題どういうことなのか❓
現代ビジネス
『米銀行業界の脱「脱炭素」に、ザッカーバーグの脱「ファクトチェック」…いまアメリカで脱「リベラル」の動きが加速している「深刻な理由」』
2025.01.16
https://gendai.media/articles/-/145046?imp=0
探してみるとこの記事が、一番実情を書いていると思います。
どちらかと言うとビジネスの方に重点があります。
米銀行業界のうち大手が、「NZBA(ネット・ゼロ・バンキング・アライアンス)と呼ばれる組織」から離脱したと言っています。これは、民主党の政策の結果できた組織と言っていいでしょう。トランプ政権が誕生したのを好機として大手が全部離脱したという話です。
【DEI】と呼ばれる政策も民主党が強力に推進してきた政策です。
(「多様性」(Diversity)「公平性」(Equity)「包摂性」(Inclusion)の推進)
これも現実問題、弊害が多すぎるという理由で止める企業が増えているようです。
この記事の主要なテーマは、実は記事タイトルとは違います。
(1)「ファクト・チェックの廃止」とそれに代わる仕組みについて述べています。
理由は・・・
「 ザッカーバーグは、「間違いや検閲が多すぎる状況に陥っている。表現の自由という原点に立ち返る時だ」と、今月に入って述べた。
SNSに投稿されるものには、誰も文句をつけたりしない穏当なものもあれば、立場によって見解が大きく異なる物議を醸すものもある。」
要するに私が一つ前の日記で書いた通り、「誰が判定するんだ❓裁判官はいるのか❓」という大問題があります。
結局のところ、「検閲」や「規制」と同じことに陥っていたことを反省しているわけです。だから現在のファクト・チェックを止めてもっと緩やかな仕組みに(取り敢えず)置き換えると言うことです。
(2)更に根本的な大問題にも記事は触れています。
その部分を抜き出して転記します。
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昨年8月に、ザッカーバーグは下院司法委員会のジム・ジョーダン委員長に宛ててレターを書いている。
このレターの中でザッカーバーグは、風刺的に扱おうが、ユーモラスに扱おうが、新型コロナに関連するコンテンツは検閲(削除)するようにバイデン政権から絶えず圧力を受けてきて、その圧力に自分たちは屈服してきたと書いている。
バイデン大統領の息子のハンター・バイデンのラップトップパソコンの話が2020年の大統領選挙の時に持ち上がったが、これについても同じような圧迫を受けて屈服してきたのだと、ザッカーバーグは正直に語っている。
このラップトップパソコンには、バイデン一家とウクライナのガス会社ブリスマの黒いつながりがあることが記録として残っていることが報じられたが、この話がロシアの陰謀の作り話の可能性があるという警告をFBIが行ってきたことを、ザッカーバーグはレターの中に書いている。
結局はロシアの陰謀なんて話ではなくて、実際に本人のパソコンに書き込まれていた内容だったということを、ザッカーバーグは後から知ることになった。
こうした話をニセ情報として却下し、検閲を行ったことが、2020年の大統領選挙の結果に大きく影響したのは間違いないが、こうなったことをザッカーバーグは悔いているのだ。
それでこういうことが二度と起こらないようにポリシーを変更したことも明らかにした。
そのうえで政府側の要求に抵抗する声を上げなかったことに、ザッカーバーグは深い後悔を表明した。
一方を応援するつもりはなく、選挙インフラをサポートするつもりで、中立的な立場を目指したつもりだったが、一方を他方よりも利するものになったとの声があることは承知しており、同様の選挙支援を行う計画は今後はないとの内容も書き込んでいた。
これが昨年の8月のことだ。主流派マスコミでは連日ハリスがトランプより優勢だと伝えていたその段階で、ザッカーバーグは民主党に背を向けるような、こうした声を既に上げていたのだ。
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ザッカーバーグ氏が、メタの経営方針を変えたのには、このような背景があります。
米民主党からかなり強烈な圧力があり、それに従ってしまったことを反省しています。
SNSの運営者として政治的中立性を歪めたことを反省しているのです。
米民主党のプロパガンダ機関のようになっている日本のマスコミは、ザッカーバーグ氏を民主党目線から批判的に書いています。
これが、今の日本のマスコミの最大の欠点です。全部、米民主党の立場の報道をします。民主党を応援しないから「メタは、だめ!」の主張です。
そして、これらの本質的な問題点には最後でちらっと触れています。
「知りたければ、本を読んでください」という仕組みです。
【「リベラル」の正体 (WAC BUNKO) 】
大体、今の西側政府や言論界の構造的・致命的な欠陥を指摘しているのだろうと思います。
ほゞ、全部の西側の国に共通しています。
特に西ヨーロッパは、ひどいものがあります。
答えは、過去日記で時々取り上げています。
SNSは、自由でも何でもなくその国の政府から圧力や規制があることを、ザッカーバーグ氏は証言しました。
アメリカでさえ、こうなら❓
報道の自由度70位の日本では、どうなんでしょうね❓
皆さんも考えてみて下さい。
※関連記事目次
項目「アメリカ合衆国」の目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/6ea78b12b6512e36fbdc6eebd50f97ce
スプートニク日本 2025年1月18日
『EUを取るか、ネオナチを取るか……ポーランド元首相がゼレンスキー氏に判断迫る』
https://sputniknews.jp/20250118/eu-19512194.html
西側のメデイアは、まず沈黙するでしょうね❓
ポーランドや周辺国は報道しているかもしれません。
テレビや新聞でしか情報を得ない人は、知らないと思います。
【ステパーン・バンデーラ】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%BC%E3%83%A9
現在のキエフ政府は、(西)ウクライナ民族主義者が2014年クーデターで政治権力を奪取して成立したことは何度も書きました。
(西)ウクライナ民族主義者が英雄として崇拝するのが、「ステパーン・バンデーラ」です。
どのような人物かは、ウイキペデイアの記述を読んでください。
ポーランド・メデイアの取材に対してミラー元首相が語ったという内容です。
『ポーランドのミラー元首相はEUに加盟したいのであればユダヤ人を虐殺したウクライナ民族主義者ステパン・バンデーラの崇拝を放棄するようゼレンスキー氏に要求した。』
『オレンジ革命後、ウクライナのエリートは様々な解釈を持つバンデーラ主義を理念上の基盤としました。ウクライナにはバンデーラの像や、その名を冠した道路、スタジアムがいくらでもあります。どんな町にもバンデーラ崇拝が見られます。しかし、このバンデーラ主義とは総合的に見て、単なる民族浄化の理念に他なりません』
『バンデーラが虐殺したユダヤ系ポーランド人の遺骨発掘事業を進める必要性を指摘しつつ、「このようなナショナリズムをもつウクライナの居場所などEUにはありません』
ロシアがキエフ政府を執拗に「ナチ」と呼ぶのは、これが理由です。
違う言葉で言うと「バンデーラ主義者=(西)ウクライナ民族主義者」を指して言っています。
ウクライナ民族主義と簡単に言いますが、これは本来のウクライナとは無関係です。
言葉をごまかして、まぜこぜにしています。
ウクライナ民族主義は、西ウクライナ過激民族主義と表記するべきです。
ウクライナ民族主義と言う表記は、「西ウクライナ過激民族主義」の暗い過去を見えなくするための言い換えです。
元々西部のリビウを中心とする西ウクライナは、ほとんどの期間ポーランド領でした。
ウクライナと言う名称は「辺境」と言う意味です。
どこの辺境か❓
ポーランドの辺境です。ポーランド王国が16世紀ごろドニプロ川付近に住むコサックを東部の国境防衛のために組織して、この付近の住民を「ザポリージャ・コサック」と呼ぶようになりました。これが西ウクライナの起源と言っていいでしょう。
途中は省略して20世紀に入り西ウクライナがポーランドに対して独立運動を始めます。これが現在のキエフ政府の起源です。
<ウクライナ民族主義者組織>
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E6%B0%91%E6%97%8F%E4%B8%BB%E7%BE%A9%E8%80%85%E7%B5%84%E7%B9%94
<ウクライナ軍事組織>
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E8%BB%8D%E4%BA%8B%E7%B5%84%E7%B9%94
ここで生まれた独立運動の流れの中(後継組織)の中で台頭して指導者となったのが「ステパーン・バンデーラ」です。
実行部隊として第2次世界大戦中活動したのが・・・
<ウクライナ蜂起軍>
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E8%9C%82%E8%B5%B7%E8%BB%8D
最初はポーランドに侵入してきたドイツ軍に協力してソ連勢力と戦います。
この過程で後に戦争犯罪として追及される事件に関与します。
「ポーランド人大量虐殺(5~10万人)」
「リヴィウでユダヤ人に対するポグロムを行った」
「ナチのユダヤ人狩りに協力」
その後、両方と戦うようになります。
この過程で指導的立場にあったのが「ステパーン・バンデーラ」です。
現在のキエフ政府は、「ステパーン・バンデーラ」を英雄としました。
バンデーラ主義者は、西ウクライナ民族主義者の一部と言えますが、ほぼネオナチと言っていいような内容があります。
これは、2015年以降、周辺諸国の一部から批判されていました。
こうやって見てくるとロシアの主張する・・・
「キエフ政府からネオナチを排除する」
と言うのは、おかしくもなんともなく単に事実(一部)を言っているにすぎないことが分かると思います。
そしてネオナチ勢力は、過激さと暴力度合いが強烈になります。
バンデーラ主義者とは、大体そのような勢力を指しています。
2014年暴力クーデターの主力となった民兵組織は、大体この勢力の一員です。
(これを利用したアメリカは、善悪を全く気にしていないことが分かると思います。便利なら何でも利用します。)
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このような内容を見てくるとイスラエルが、ユダヤ系のゼレンスキーに対して極めて冷淡な理由が分かると思います。
ポーランドにとっては、バンデーラ主義者は憎むべき不倶戴天の敵のような存在です。
これまでは、ロシアのウクライナ軍事侵攻に対処するためにキエフ政府を全面的に支援してきました。
しかし、それがポーランド人の総意ではありません。
スプートニクがミラー元首相と言っているのは、誰を指しているのか良く分かりません。
翻訳が時々、いい加減だからです。
しかし、確実にポーランドのウクライナ批判の声は大きくなっていくでしょうね。
ゼレンスキーのポーランドに対する無礼な態度は、しばしば見られます。
前首相のマテウシュ・モラヴィエツキや大統領のアンジェイ・ドゥダは、時々ゼレンスキーにブチ切れています。
真っ黒なキエフ政府を、どう「真っ白」に胡麻化そうと時間とともに中身の「真っ黒さ」は出てくるでしょうね❓
黒を白と言った西側政府が、どう誤魔化すのか❓
コメデイアンのゼレンスキーとは、いいコンビかもしれません。
それで西側の金を30兆円騙し取ったとすれば❓
トランプ氏の言う通りゼレンスキーは「優秀なセールスマン」であることは確かです。
(本音は、「さ●し」と言いたかったと思います・・)
※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑧
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27
今日、トランプ氏がアメリカ大統領に就任します。
この人位毀誉褒貶の激しい人は、他にいないでしょう。
何故、トランプ氏は時に簡単に見破られる嘘を言ったりフェイクニュースと馬鹿にされる発言が多いのか❓
これには、理由があると思いますし推測も出来ます。
今回は、本題から外れるので省略。
「陰謀論」「フェイクニュース」
よく聞きますね❓
「フェイクニュース」
【メディアやブログ、 SNS (エスエヌエス)で、本当ではない記事が公開されていることがあります。 これらの記事をフェイクニュースなどと呼(よ)びます。】
「陰謀論」
陰謀論の一覧
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%B0%E8%AC%80%E8%AB%96%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7
(2)フェイクニュースは、まだ定義(意味)が分かります。しかし、ここには重大な問題が潜んでいます。
『誰が、「本当でない」と判断するのか❓』
これは、一般社会では裁判所が判断します。
ネット社会にそんなものが、ありますか❓
だから、事実上の「検閲」や「自己規制」が行われます。
その基準は、ありますか❓⇒無いです!
ネット上に出てくる膨大な情報を、全部裁判所が判断するなど不可能です。
だからサイトの運営者が、自分の判断で「検閲」や「自己規制」を行います。
そこに政府や強力な圧力団体の何らかの圧力や強制があったらどうなりますか❓
「言論の自由」など消し飛びます。
イーロン・マスクが「言論の絶対的自由」と主張するのは、このようなことを指して発言しています。
だから旧ツイッター(現「X」)を買収して、規制を撤廃しました。
誰が「フェイクニュース」と判定するのかと言うと、判定者がいないことに気が付くでしょう。
そうなるとある情報を「フェイクニュース」と決めつけることは、原則できません。
実際には、「通説的見解」に反する異論・反論を、一方的に封鎖し排除するために・・・
「あれは、フェイクニュースだから駄目!嘘!」
こう決めつけている場合は、結構あります。
簡単でしょう❓
論理も証拠もいりません。
こうして、正しい・妥当性のある主張が葬り去られるケースは特に政治の世界では、近年非常に多くみられます。
今現在もそうしている事柄は、結構あります。
(2)陰謀論に至ると、種々雑多で無数にあります。
だから一般的な意味での「陰謀論」は、確かにあります。
相手の主張を「陰謀論だ!」と否定するなら、「どの陰謀論」なのか明確に示す必要があります。
「陰謀論だ!」と言う否定では、ほぼ「陰謀論だ」と主張するだけで、具体的に何の陰謀なのか明確に示していますか❓
陰謀論の間口が広すぎるために、大抵のことは何でも「陰謀論」にすることが可能です。
「確かに、これは幼稚すぎてダメだね!」
このような主張以外は、簡単に陰謀論で否定できないでしょう。
(3)大体、分かったと思います。
「陰謀論」や「フェイクニュース」と決めつけて相手の主張を否定する論理は、非合理的であり根拠のない場合が非常に多いです。
「ファクト・チェック」
誰が、事実か嘘か判定するのですか❓
誰にも出来ないことですよ。
出来るのは裁判所だけです。
【魔女狩り】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AD%94%E5%A5%B3%E7%8B%A9%E3%82%8A
「陰謀論」や「フェイクニュース」と決めつけて相手の主張を否定するのは、現代版「魔女狩り」とほぼ同じです。
合理も理性もありません。
合理や理性を排除するために、「陰謀論」や「フェイクニュース」と決めつけている場合が非常に多いことを認識するべきだと思います。
(4)トランプ氏が、ケネデイ元大統領暗殺事件の機密文書を更に公開するそうです。
ロイター
トランプ氏、ケネディ元大統領とキング牧師の暗殺の機密文書公開へ
2025年1月20日
https://jp.reuters.com/world/security/LINFAVYE55IHDAJFK2VIUOK6HM-2025-01-20/
ケネデイ元大統領暗殺事件は未だに解明されない事件です。もちろんアメリカ政府の公式見解はあります。しかし、それを信用しない人は、事件当時から現在まで沢山います。本も何百冊か出版されています。要は未解決事件なのです。そして奇妙なことに当初は「機密文書の公開」は2039年まで禁止されました。もし、アメリカ政府の発表が正しければ、それほど長く封印する必要はないでしょう❓
「隠す」と言うことは、何か表に出したくない重要な事があったのに決まっています。
事件は1963年に起きました。「機密文書の公開」まで66年の期間を設けた理由は❓
重要な証人はその頃には死亡していて、「死人に口なし」です。
記録や証拠も散逸するかもしれません。66年の間に少しづつファイルの抜き取りなどもあるかもしれません。
普通に考えるなら事件を風化させて事実が分からなくなるように仕向けていると普通に推測できるでしょう❓
はい!陰謀論者の記事
東京新聞
ケネディ暗殺に関する文書は99%が公開され、陰謀を裏付ける証拠は未発見…それでも陰謀説がすたれない事情
2023年11月21日 06時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/291229
事件に疑問を持つ人を、「陰謀論」と決めつけています。
アメリカ政府の公式見解を事実と断定して、それを疑う人を「陰謀論」と否定しています。
典型的な「陰謀論」を使った否定の手口です。
普通の人は、こう書くと思います。
『「ケネディはCIAに暗殺されたのか」バイデンは"最後の機密文書"を公開できるか』
2021/01/01 11:00
https://president.jp/articles/-/41607?page=1
ケネディ大統領暗殺事件
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%8D%E3%83%87%E3%82%A3%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E6%9A%97%E6%AE%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6
普通に事件に関して知識があり常識的な知性を持つ人でアメリカ政府の公式見解を信用する人は、まずいないと思います。
「陰謀論」の決めつけは、面倒なことをなしにして一方的に相手を否定するのには実に便利なフレーズだと分かると思います。「フェイクニュース」と決めつけても大体、同じ効果があります。
際どい問題で「陰謀論」や「フェイクニュース」と決めつけられている見解は、「通説」に対する「異論」や「反論」である場合が多いです。
「通説」にはある程度証明されたものと、単なる多数意見である場合に分かれます。
「ファクト・チェック」に至っては、詐欺のようなものです。
「誰が、それを判定するんだ!裁判所で判決が出たのか❓」
こう考えてくると、相手の意見を「陰謀論」や「フェイクニュース」と決めつけて否定するのは、否定する方が相当怪しいと言うことが分かると思います。むしろ「通説」より「陰謀論」や「フェイクニュース」の方をよく調べたほうが、事実に近いことが分かるかもしれません。
(全部がそうだ・とは言っていません)
時事通信 2025年01月20日
『各国右派指導者が参集 欧州主流派と距離―トランプ氏就任式』
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025011900245&g=int
大統領就任式には、慣例では外国首脳を招待することはなかったそうです。
前例を踏襲しないトランプ氏は、軽々と慣例を無視して一番最初に招待したのが、中国の国家主席でした。中国は、これを穏当に断り代わりに、韓正副主席が出席します。
ロイター
https://jp.reuters.com/world/security/XTDQ6UGFG5LKNHBUG5DTI3ZU44-2025-01-17/
早速、ヴァンス副大統領やイーロン・マスク氏と会談し活発な外交を展開しています。
一方で招待されていない面々もいます。
EU委員長、その他西ヨーロッパの首脳などは、軒並み招待されていません。
唯一招待されたのが、イタリアの元気印のメローニ首相です。もうフロリダのトランプ氏の私邸を訪問して会談しています。
他は、居ないみたいです。
嫌がらせみたいに招待されたのが・・・・・
☆欧州議会の右派会派「欧州保守改革(ECR)」党首を務めるポーランドのモラウィエツキ前首相(ほぼ極右)
☆英国のリフォームUKのファラージ党首
☆フランスの極右政治評論家ゼムール氏
☆「ドイツのための選択肢(AfD)」のクルパラ共同党首ら各国政界で異端視される右派指導者
トランプ政権の欧州外交の方針は、明確です。
左派の支配する現在の欧州各国の政府は相手にせず、右派または極右の指導者が全員集合しました。
メローニさんは極右です。
ウクライナ紛争に加担して煽り立ててきたのが、欧州左派です。
戦争を止めようとする政治家は誰もいませんでした。
イギリスなどは、まだ煽ろうとしています。
ウクライナ紛争が、リトマス試験紙でしょうね。
トランプ氏は、はっきり停戦を主張しています。
EU政府と欧州左派政権は、これに反逆しました。
トランプ氏の欧州政策は、明確です。
欧州が今のまま左派政権が続くのであれば、左派政権は切り捨てるでしょう。
東西冷戦思考に凝り固まっている欧州の左派政権は、これが理解できません。
戦争が嫌いなトランプ氏に逆らって、バイデンさんに同調して戦争を煽りまくってきました。
そして、欧州左派は他の世界から見ると奇妙な基準を作り出して他国に押し付けてきました。
これは右派のトランプ氏には、絶対に許せないことです。
大体、イーロン・マスクの主張を聞けば分かります。
トランプ氏は、欧州左派と米民主党の作り出したおかしな基準を叩き壊すと思います。
それに賛成する、これ以外の国は多いと思います。
だからトランプ氏は、敵性国家である中国やロシアで結構、好感度が高いです。⇒30%強
ヨーロッパよりは、はるかに高いですね❓
まず、トランプ氏はロシアとの関係改善に動くでしょう。友好的だという意味では、ありません。
これまでの口も利かないで拒否する姿勢から、会話をして話し合う関係に戻そうという意味です。
第1次政権時代でも、トランプ氏がロシアに甘かった訳ではありません。結構、塩辛いこともやっています。
今のヨーロッパは、対ロシアに関しては態度が異常すぎます。
ひたすら否定して排除しようとします。「魔女狩り」のような印象があります。
これは欧州の主要国で左派が支配的な国が、多いからです。
左派の持つ体質が、もろに出ていると言えます。
放置していれば、やがては左派の政権を握る国は旧ソ連のような体質に変化していくような可能性すらあります。
見ていると旧ソ連と似た閉鎖的な体質が、ちらほらと見えます。
それを打破する可能性を、欧州右派や極右に見出そうとしています。
欧州が自分で変化できなければ、最後はトランプ氏は左派に支配された国を見捨てるでしょう。
NATOにも拘りは、ないと思います。最悪、NATO離脱もあり得ると思います。
ヨーロッパの多くの国の認識は、時代の変化を見逃しているように見えます。
日本も同じで、米民主党の子分みたいな振る舞いをしていたら、きつ~い「お灸」が待っているような気がします。
中々、おもしろい4年になりそうですね❓
★取り敢えず最初に揉めそうなのは、ドイツです。
AFPBB 2025年1月20日
『ドイツ機密公電漏えい トランプ氏復権を「警戒」』
https://www.afpbb.com/articles/-/3559035?cx_part=top_topstory&cx_position=3
2月の総選挙後、どうなるのか❓
反トランプの旗幟を鮮明にしたイギリスも見ものです。
ここは、大統領選の時、労働党職員を送り込んで米民主党の選挙支援までやりました。
どうなるか、見ておくのは後学のために良いと思います。特に日本政府は・・
ここまであからさまにアメリカに逆らった西側の国も珍しいと思います。
※関連記事目次
項目「アメリカ合衆国」の目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/6ea78b12b6512e36fbdc6eebd50f97ce
今日、トランプ氏が大統領に就任します。
バイデン翁の顔を見飽きたので、気分が変わって悪くはないです。
言いたくないけど、バイデンさんの統治の4年で世界は随分、酷くなったように思います。やはり、戦争する大統領はダメですね。そして、ガザ紛争でもおろおろするばかりで有効なことは、何一つしませんでした。
トランプ氏の大統領就任を控えて、急遽駆け込み停戦が成立しました。
トランプ氏は人質を解放しなければ、「イスラエルに徹底的にやらせる!」と前もって宣言していたからです。
ガザ紛争は、一応停戦になりましたので、ガザ市民にとっては本当に良かったと思います。
ガザ市民は、ハマスの人間の盾にされて無残に殺されるばかりでした。
ガザ市民の虐殺に関しては、もちろんイスラエルも悪いです。
しかし、ガザ市民を人間の盾として利用して戦争したハマスも同じように批判されるべきだと思います。
私の判定では、「極悪度合い」は五分五分です。
それが正しいかどうかは分かりませんので、ガザ紛争の記事を書くのは控えています。
一方、ウクライナ紛争です。
これは、トランプ氏の発言は全然違います。
最初から停戦を主張していました。
最近までは「出来るだけ早く・・」でしたが、1月10日の少し前に主張が変わりました。
「6か月は時間が欲しい・・・」
アメリカ政府やアメリカ軍から機密情報の申し送りがあり、実情が分かったのであろうと思います。
大体のスケジュールは、大統領就任後に延期されその後のスケジュールは、未定です。
しかし次期トランプ政権筋からウクライナに対して申し入れは、あったようです。
航空万能論 2025.01.13
『トランプ次期政権も動員年齢引き下げを要求、ウクライナも全力を尽くせ』
https://grandfleet.info/us-related/trump-administration-also-demands-lowering-of-military-age-ukraine-should-also-do-its-utmost/
2025.01.14
『米大統領補佐官、この1年で人員不足が悪化したとウクライナは認識すべき』
https://grandfleet.info/us-related/u-s-national-security-adviser-says-ukraine-should-recognize-personnel-shortages-have-worsened-over-the-past-year/
バイデン政権も戦況悪化の原因をウクライナ軍の兵力不足だとして、いわゆる「責任逃れ」をしています。
「武器供与は十分した。戦況が悪化したのはウクライナの努力不足だ」
と、言うわけです。
ゼレンスキーは、「NATOの武器供与不足が戦況悪化の原因だ!」と主張して責任逃れをしてきました。
「だから、自分は悪くない」の屁理屈です。
しかし、次期トランプ政権から兵力不足を明確に指摘されましたから、これまでの言い逃れは通用しません。
もっと大切な点は・・・・
「ロシアと和平交渉を開始するには前線の安定が不可欠」と指摘している点です。
事実上の要求と言えるでしょう。
つまり❓
「前線の安定」が達成されないうちは、ロシアとの和平交渉の仲介は始めないと言うことになります。
そこから考えると、取り敢えずはトランプ政権はウクライナ紛争に関しては、事態を見守ると思います。
支援に関しては、バイデンさんが退任間際に思いっきり!出しまくっていました。
それで、しばらくは間に合うでしょう。
その後については、アメリカ議会の予算案の可決が必要になると思います。
ここには、問題になりそうな事があります。
元々共和党は、ウクライナ支援には消極的です。どっちかと言うと出したくありません。
そして共和党の一部には、ウクライナが議会選挙も大統領選挙も延期していることを問題視している議員もいます。
選挙もやらない国に支援する必要があるのか?と言う主張です。
法律的に言えば、今ウクライナの大統領も国会議員も、とっくに任期が切れています。
バイデンさんは、これを見逃して(黙認)きました。
問題視している共和党議員が、見逃すは限りません。
これを理由に支援予算の審議を止めることは十分、あり得ることです。実際2023年9月から年明けまでウクライナ支援がストップした経緯があります。まあ、これは少し先の話です。
これらを考えると、トランプ新政権が発足してもウクライナ問題に関しては、目先何のアクションも起こさないのではないか・と思います。しばらく事態を静観するでしょうね。
個人的な予想は、「前線の安定」が出来ないことを理由に半年くらい、放置するような気がします。
「その間にロシアもウクライナも、それぞれ努力しなさい!」と言うことになりそうな気がします。
「半年ぐらいして、まあ考えようじゃないか❓」
半年後にウクライナが、今のような自分勝手な要求が出来るかどうか❓
そうするためには最低限、前線を安定化させなければなりません。
出来なくてもトランプ政権は、放置すると思います。
ロシアは、半年くらいは削りたい放題になります。
半年、ロシアにみっちり削られれば、キエフ政府も考えるでしょう。
そこで、トランプ氏の出番になるのではないか・と思います。
「もう、半年!どっちもミッチリ!戦争しろ!」
と言うことになりそうな気がします。
※ケンカの仲裁の方法の一つに「思いっきりやらせて、双方が疲れ果てるまでやらせる」と言うのがあります。それから、まあまあ・と仲裁に入るわけです。
どっちも頭に血が上っていて、体力があるうちはまだ止めません。
いい加減ヘトヘトになって、「もう、止めようか❓」となります。
もちろん、どっちかが勝つ場合もあります。
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星取表
https://www.sumo.or.jp/ResultData/hoshitori/1/1/
昨日まで2敗だった豊昇龍が、平戸海に不覚を取って3敗目で優勝争いから2歩後退。
綱取りの琴櫻は、3勝6敗で勝ち越しすら危うくなってきました。
大の里は、立て直して6勝3敗。
やはり、琴櫻と豊昇龍はメンタルの部分に課題があるようです。琴櫻の崩れ方は、ちょっと信じられません。大関昇進後は安定していました。やはり綱取りのプレッシャーは、大きかったと言うことでしょうか。
金峰山は、1敗の尊富士との直接対決を制して9戦全勝と無敗を守りました。
尊富士は、優勝争いから一歩後退です。
金峰山は、最高が前頭5枚目です。その後、低迷して十両まで陥落しました。
首を痛めていたのもありますが、少しサボっていたようです。前頭の上に行って四つ相撲を取るようになったんだそうです。師匠からは、「それはお前の相撲じゃないだろ!」と言われていたようですが、聞き流していたようです。そのうち番付が落ちて十両に陥落しました。
それで、やっと師匠の言うことを理解したようです。
本来の金峰山の相撲である突き押しに徹した結果が、先場所の十両優勝に繋がったようです。今場所も自分の相撲に徹しているのが、好調の理由のようです。身長195cm体重180kgの巨体ですから、これで突き押しで来られたら対戦相手も相当、困ると思います。
明日の対戦相手が、小結の阿炎です。前頭の14枚目ですからそれほど上位との対戦はないと思います。大関・関脇が各1人くらいで、あとは前頭上位でしょう。役力士との対戦を勝越しで乗り切れば、大きな目標も見えてくるかもしれません。
役力士は、情けないですね。3敗が3人では情けなくて涙も出ません。来場所、頑張れや❓
1敗で追うのが、千代翔馬。
2敗が、王鵬と尊富士。
3敗ぐらいまで優勝争いのラインが下がるかもしれません。そこまで下がって、やっと役力士が優勝に絡めます。
中々、相撲も難しいですね❓
十両は、獅司・安青錦・若碇が8勝1敗で並んでいます。
十両2場所目の安青錦と若碇が好調です。
フレッシュで、いいですね💛
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大関豊昇龍が綱とりへがけっぷち、厳しい2敗目 金峰山8連勝で勝ち越し単独トップで後半戦へ
[2025年1月19日18時27分]
https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/202501190000939.html
大荒れの初場所になりました。
横綱:照ノ富士が引退
大関 豊昇龍2敗、大の里3敗、琴櫻5敗
この調子だと3敗まで優勝争いのチャンスがありそうです。
豊昇龍も琴櫻も肝心なところで勝ちきれません。豊昇龍は先場所、準優勝では13勝で仮に優勝しても普通なら横綱昇進は見送りになると思います。横綱の欲しい相撲協会が認めるとしたら、また弱い横綱を作ることになるでしょう。それは止めて欲しいと思います。14勝が合格ラインだと思います。
大の里は、3敗で踏みとどまって立て直してきました。ほぼメンタルの部分だと思います。大関になれば、挑戦される立場です。挑戦者であった時と同じようにすればいい・と言うのは少し違うでしょう。やはり地位のプレッシャーは、誰でもあります。まあ、ここまで壁らしき壁がありませんでしたから、少し苦労してメンタルの部分を鍛えるのも良いことだと思います。メンタルが弱ければ横綱には、なれません。
金峰山は、一時期不調だったのは首の故障のせいだろうと思います。最高位が前頭5枚目です。まだ27歳ですし、体もあります。体の調子が良ければ三役も狙えるでしょう。当然、本人も意識していると思います。
尊富士は、幕内3場所目で2回目の優勝争いです。相当、気が強そうですね❓
「こんなところに、居られない!」と考えているでしょう。尊敬する照ノ富士が引退しましたから気合は入っていると思います。
明日の対戦相手が金峰山です。
10日目からは、上位との対戦になるでしょう。
新入幕場所での上位との対戦成績・・・
〇阿炎、大の里、琴櫻、元若春
●豊昇龍、朝乃山
今回は、上位の力士も尊富士を研究して臨んでくると思います。初顔の時は、相手は尊富士の取り口を知りません。今回、上位に挑戦して初めて、今の尊富士の実力が分かります。
新入幕の時は、左からの攻めが抜群に上手かったし強かったです。十両に落ちてからは、それが出ていませんでした。先場所もそうです。尊富士の一番の強みが出ません。相手が警戒しているからだろうと思います。
今場所は、今日を入れて3番は左からの攻めが出ています。左からの攻めが生かせれば上位を相手にも互角の相撲が取れると思います。新入幕の時、琴櫻に勝ったのが、その見本みたいな相撲でした。
中日を過ぎて明日、全勝の金峰山に勝てれば期待が持てると思います。
王鵬は好調でしたが大関戦2連敗で、少しこの辺りは家賃が高そうです。しかし役力士相手に初日から5連勝しましたから、確実に力を付けてきています。今、前頭西3ですからこの位置で勝ち越せれば小結も近そうです。場所ごとに強くなっていますから、愉しみです。
十両では・・・
安青錦7勝1敗、若碇7勝1敗、欧勝海6勝2敗、栃大海6勝2敗
期待の若手が順調に勝ち星を重ねています。
安青錦も気の強さは大関クラスですから、優勝を狙っているでしょう。
2023年の11月初土俵で序の口から始めて3場所で幕下、幕下2場所で新十両
今場所が十両2場所目です。
まだ20歳で体もそれほど大きくありません。180cm136kg
桁違いの強さと言っていいと思います。
大の里が幕下十枚目各付け出しから2場所で通過して新十両、十両2場所で新入幕
尊富士が序の口から始めて3場所で幕下昇進、幕下4場所で新十両、十両2場所で新入幕
どっちも大学相撲出身です。安青錦は戦火を逃れて日本にやってきて少し縁のある大学や高校で練習はさせてもらいましたが、大相撲初土俵が日本での公式戦デビューです。
尊富士より5歳若くて尊富士より出世が早いです。
強さの度合いが飛び抜けています。
速く前頭上位に行って、役力士と対戦してほしいです。
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これは、ドジャースのフロントの戦略の大勝利と言うべきでしょうね。
ドジャースは、大谷翔平君には高校生のころからアプローチしていました。
結局,一旦は日本ハムに入団しその後、渡米しました。
この時もドジャースは猛烈な攻勢をかけます。しかし当時は、ナ・リーグにはDH制がなかったのでDHのあるエンゼルスを選びました。しかしドジャースが翔平君を諦めたわけではありません。2022年オールスターの時にドジャースの社長が大号令をかけたそうです。
「何が何でも大谷翔平を獲得しろ!」
その後はドジャースは、翔平君獲得のために補強も合わせてきました。総年棒を抑えるために金のかかる選手の獲得は控え後年棒の選手は放出するなどして年棒枠を開けて、2023年オフの獲得競争に備えました。
結果、ドジャースはメジャー史上初めての大型契約で翔平君の獲得に成功しました。
その当時は「いくら何でも高すぎて投資金に見合わない」と酷評されました。
しかし、全然そうではありませんでした。ドジャースが翔平君を獲得することにより得た増収は予想をはるかに超えるものでした。もう元を取ってボロ儲けすることは、確実でしょう。
翔平君の獲得が、山本由伸獲得にも繋がったと思います。
やっぱり、翔平君のいるドジャースでプレーしたいでしょう❓
翔平君は、「タイラー・グラスノー投手」の獲得にも貢献しました。去年は打の主力として活躍した「テオスカー・ヘルナンデス選手」も「翔平と一緒にプレーがしたい=優勝したい!」と考えて、不利な1年契約で契約してドジャースに入団しました。
翔平君がらみで入団した選手は全員、地区優勝やワールドシリーズ優勝に大きく貢献しました。
失敗のように見えたドジャース・フロントの補強策は、結果として大成功に終わりました。
多分、ドジャースのフロントは2024年オフまで考えていたのだろうと思います。
翔平君、山本由伸、ワールドシリーズ優勝!
佐々木朗希君の獲得競争で、これほどのアピールポイントを持つチームは、ありません。
ここでも翔平君は、積極的に佐々木朗希君に働きかけたようです。
佐々木朗希君にすれば、メジャーの雲の上のスーパースターから誘われれば心は靡くでしょう❓
こうして2022年から始まったドジャースの大補強は、大成功に終わりました。
お見事!
考えてみると、翔平君獲得から有力メンバーが、ゾロゾロゾロ!と入団しているのが分かります。
(ドジャースのフロントは、今年1年お祭り状態でしょうね❓)
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