時事通信 2024年12月23日
『カナダ首相、退陣の瀬戸際 「トランプ関税」が引き金』
また一人、「おっとっと❓」首相が出てきました。
ウクライナ紛争勃発後、政権交代または政情不安の発生した国・・・・・・
スロバキア 親ロシア、ウクライナ支援反対の現首相が議会選勝利
オランダ 極右政党が第1党になる
イギリス 英労働党が歴史的大勝
フランス マクロン与党が議会第1党を失い、ダッチ・ロール内閣、1回目の首相辞任
ドイツ 連立与党が分裂、少数与党、来年2月総選挙で連立3党が敗北必至
アメリカ 停戦を主張するトランプが米民主党に完勝
日本 与党が総選挙で敗北、少数与党となる
韓国 大統領がクーデター、弾劾手続期中、野党が圧倒的多数
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カナダ トルドー首相の不信任案が可決の可能性
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これが全部、ウクライナ紛争が直接の原因ではありません。しかし、ウクライナ紛争が大幅に増幅した物価高騰と社会不安が大きな原因です。ヨーロッパでは、ここに移民問題と経済不振が加わります。
西側諸国の「気違いじみた」、「反ロシア・ヒステリー」と「ロシア撲滅」が、このような西側の政権不安定を生み出しました。
ウクライナ紛争の原因は、簡単に言うとアメリカの一極支配を目指したロシア叩き(⇒戦争後はロシア潰しに変化)が原因です。これは、2000年代の初頭から始まっていたのであり、ウクライナ紛争はその「総仕上げ」です。これは、誰が見ても「悪どい」でしょう❓
だから2014年のウクライナ・クーデター後から大々的な、「ロシア悪党」キャンペーンを展開してきました。2022年のロシアのウクライナ軍事侵攻後は、それが「ロシア極悪、ウクライナ正義=被害者、だからロシア撲滅」に変化して一気にそのプロパガンダとフェイク・ニュースが西側世界を覆いつくしました。こうして西側世界では、ウクライナ絶対支持・絶対支援の流れを作り出しました。
ここまではアメリカが意図したとおりです。
ウクライナに代理戦争をやらせて、その間にロシアに対する経済制裁と金融制裁を科してロシア経済を潰してロシアに政変を起こして西側の傀儡政権を作ってロシアを服従させる予定でした。西側の政権有力者が金太郎飴のように言っていたこと。【ロシアを二度と立ち上がれないようにする!】
しかし、現実はアメリカ(西側)の目論見とは全然違う流れになりました。
ロシアは軍事的にウクライナを圧倒し始めました。ロシア経済は破綻せず、プーチン政権は微動だにしませんでした。こうしてエンドレスの戦争が継続して今に至っています。
そしてヨーロッパは、反ロシア・ヒステリーが高じて自分たちのフェイク・ニュースで自分たちを「洗脳」してしまいました。⇒自縄自縛
今では、ロシアとの戦争が避けられない「事実」になってしまいました。ウクライナにロシアと戦わせているうちにヨーロッパ各国の軍事力を強化してロシアとの戦争に備えるのだそうです。
馬鹿言ってろ!
ウクライナ1国との戦争であれほど苦労しているロシアが、NATOと戦争できるわけないだろ❓
と言う常識的な考えは、ヨーロッパ各国の首脳の頭からは消え去ったようです。
しかし、各国市民の考えは違います。
「戦争なんかどうでもいいから、生活苦を何とかしろ!」
このギャップが、西側の政変を生み出しています。
ほんと、ヨーロッパを見ていると気が狂っているように見えます。永遠にウクライナに戦争をやらせる心算のようです。ヨーロッパのためにウクライナ人が死に絶えても、全然構わないようです。それを利用して戦争に熱中するゼレンスキーが、どんな人間か普通に考えれば、分かると思います。分からない日本人が沢山いるようですね❓
相変わらずテレビや新聞が垂れ流すウクライナ・プロパガンダやフェイクニュースを信じ込んでいる人が多いようです。
【鬼畜米英!】
ほとんど同じでしょう❓
【欲しがりません勝つまでは!】
これをやろうとしたら西側市民が猛反発したというわけ!!!
だから❓
今の西側は・・・・・・
【鬼畜米英!】(⇒鬼畜ロシア!)
【欲しがりません勝つまでは!】(⇒ロシアに勝つまで生活苦に耐えます!)
ほとんど同じでしょう❓
あれあれ❓
西側は、戦時中の日本になっているように見えますね❓
※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑦
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27