あらぐさ(雑草)のこころ

(備忘録)真実は見えないところにある

バイク回想 5

2013-07-30 20:15:00 | ノンジャンル
カフェレーサー(もどき)ZⅡは、当然ながら車検状態に戻すには大幅な再改造が必要でしたが、友人が改造部品を欲しがっていたので超格安で売りました。(ただし条件付きで)
部品を売ったら「30%バック」の条件だったのですが、その後まったく連絡が無いままでした。
ところが、市内で偶然(遠目で)見つけたら、とっとと逃げて行ったのでいぶかしみ、知り合いに聞いたらなんと、僕が売った値段の十倍近くで改造部品をばら売りして新しいバイクを買ったとのことでした。
その後、僕の前には二度と現れない彼でした(笑)

そこで次のバイクで買ったのが、(大幅に資金が入らなくなり)人気が無くて安いバイクでした。

スズキ「GSX750E4」です。
その後、他社でも導入し、現在では乗用車にも取り入れられているスズキが開発した「空油冷エンジン」をフューチャーした中で、最も人気の無かった(しかし性能は同様)のおとなしいスタイルのバイクでした。

何しろ、中古価格が圧倒的に安く、知り合いのバイク屋でも売るのに困っていたバイクでした。
早速、マフラーを交換し、ハンドルをレーサータイプの低めのクリップオンにして、バックステップをつけて試運転をしたのですが、スポーツバイクではなく、ツーリングバイクの為に、センタースタンドがコーナー中にガリガリとアスファルトに擦れて危ないので、帰ってすくサンダーでスタンドの左側を削ったりしたくらいの改造しかしなかったです。



ただし、今まで乗ってきたバイクは前輪18インチだったのに、このGSX750E4は16インチなので、コーナーの倒し方が違っていて慣れるまでずいぶんかかりました。



「鳥海山ブルーライン」での早朝模擬レースでは、100㌔ほどでの左コーナーでの大転倒でクランクケースを側溝のU字溝で割ってオイルが無くなったり、軽い骨折などもしたりとあったのは、たぶん「16インチ乗り」という独特のライディング技術に慣れなかったからだと、20年以上たった今でも思っています~まったくの言い訳ですな(笑)