あらぐさ(雑草)のこころ

(備忘録)真実は見えないところにある

自作歌

2014-08-11 01:15:00 | ノンジャンル


敵は強大。
敗けて当たり前。
でも誰にも俺たちの心の中の自由は奪えない。

疲れ果て倒れ伏した仲間たちよ、ハートは折れたのかい?
胸の中でファイティング・ポーズをとるんだ。
手をついて、片膝立てて、そして再び立ち上がろう!

小さい事は後まわしだ。
人として譲れない事から始めよう。
戦争をしないという国を自分の手で残そうではないか!

清志郎の「愛し合ってるかい!」の呼びかけは、自分たちの愛から平和が始まるという事だ。
確かに、人の歴史が始まって戦争は絶えない。
でも反戦の人々がいつの時代もいた。

どんな時代も「戦争はやめよう」と声を上げていた。
俺たちは俺たちのやり方で出来ることから始めたらいい。
どんな小さなことからでもいいから「戦争は間違っている」と行動しよう!

尊敬する友人「旅流草一郎」の提起を紹介します。

●バルス
http://yaplog.jp/tabi-k/archive/204

●虹旗
http://yaplog.jp/tabi-k/archive/205

●お祭り要領
http://yaplog.jp/tabi-k/archive/206





歌うだけ

ある日突然愛するものを奪われ 生きることも意味をなさず
神も仏も救えないこの世の中で 数多ある歌に何の価値があるの?
砲弾に追われ闇の中息を潜め 地雷を避けながら水桶を運ぶ
戦火の日々を生きる子供たちの目は どんな歌で輝くのだろう?
だけどオレは歌うだけ ただ歌うだけ

今日も明日も明後日も 夢のない暮しは果てしなく
傷つき疲れた若者たちに歌は 優しさを伝えられるのだろうか
塞がることのない深い傷を負い 悲しみを押し隠しうつろな笑いを浮かべ
今日を生きる人々の閉ざされた心を 数多ある歌は癒せるのだろうか
けれどもオレは歌うだけ ただ歌うだけ

世界中のあちこちで空の青さや 小鳥のさえずりを歌いあげている
膝をつき倒れ望みも砕かれた人々よ あなたにその歌は伝わるの?
世界中のあちこちで人の優しさや みんなの幸せを歌い上げている
膝をつき倒れ望みも砕かれた人々よ あなたにその歌は伝わるの?
今日もオレは歌うだけ ただ歌うだけ

あなたの神は憎しみあえと 教えているのかい
あなたの親は殺しあえと 育ててきたのかい
あなたの友は疑いあうのが 生きる知恵だといっているの?
あなたの先生は子供たちを 殺せと教えているの?

あなたの神はあなたの親は あなたの友はあなたの先生は
平和の歌を子供たちの歌を 歌うことはないのか
だけどオレは歌うだけ ただ歌うだけ
それでもオレは歌うだけ 今日も歌うだけ


星くずの下で

もしも君が悲しすぎて 心が憂いに沈むとき
もしも君がうちひしがれ 夜空は暗闇だと嘆くとき
ああ今が旅発つ日さ たたかいはいつも負けた後から
静かに見上げれば空に広がる 星くずの瞬きやさしく

哀しいときも嬉しいときも いつもわれらは空につつまれ
真っ直ぐな瞳で見上げれば 黒いキャンバス夜空一杯の星
ああ今が旅発つ日さ たたかいはいつも負けた後から
倒れてもまた起ち上がる 明日の歴史をつくるのさ

今がその時わが友よ わが夢よわが世界よ
再び君は起ち上がり 歴史を切り開いてゆく
ああここがたたかいの場所 君も僕も独りじゃない あの星のように

ああここがたたかいの場所 君も僕も独りじゃない あの星のように



夢の彼方

昔何処の町にもあった喫茶店(サテン) 一杯のコーヒーで夜を明かし
平和や戦争の議論で疲れ果て  トイレの窓から朝陽を見る

僕達二人は一番奥のボックスで コルトレーンのうめきを聴きながら
明日のベトナム反戦デモの話よりも 見つめ合ってる時が幸せだった

デモ隊の色とりどりのヘルメットのずっと後で 僕らは叫んだベトナムに平和を!と
桜田門の三機や五機のアルミの楯に蹴散らされ  泥だらけで逃げてきたいつもの喫茶店

日比谷野外音楽堂のロックフェスティバル ジャズもロックもフォークもメッセージを唄い
僕は汗で重くなったTシャツを脱ぎ捨てて こぶしを突き上げ踊り続けた

  いつも何かに怒ってた  いつも何かが欲しかった
  いつも何も手に入れないまま 二十歳の頃は夢の彼方

君はその頃もう僕のアパートには ちっとも電話をかけてこなくなっていたね
僕はバイクで旅に出てばかり 語りあった夢は遠のいていくだけ

久しぶりに思い出の喫茶店(サテン)に出かけ 聞いた話では君の新しい恋人は
ユーミンが大好きなサラリーマン ちょっとだけ寂しいのは何故だろう

こうして僕は時代に乗り遅れ 見果てぬ夢の旅を続けてる
幻のようなあの時代を 今もこうして唄っている

  いつも何かに怒ってた  いつも何かが欲しかった
  いつも何も手に入れないまま 二十歳の頃は夢の彼方



生きていればこそ

楽しいことなんか何もないよ  君は肩を落としつぶやく
何のために生きてるのだろうなんて  考えたってしょうがないことさと

僕らは生きる意味も知らないまま  夢や憧れなんて持たなけりゃ
大地に涙を流すこともなく  時に身をまかせ漂っていく

だけど僕らが知らないどこかで  今日もたくさんの涙が大地へ染み込み
やがて緑をしたたらせ  優しく僕らを包み込む

激しい争いが続いている  流されたたくさんの悲しみは
沈黙の海で無限の命を作り出す  明日を生きる僕らのために

  あの空でつながってる誰かの  乾かぬ涙が僕らを濡らす
  生きていればこそ        生きていればこそ

同じ大地に生かされているのに  悲しみと暮らす人々がいて
僕らは起き上がり歩き出す  自分らしく生きるため

  あの空でつながってる誰かの  乾かぬ涙が僕らを濡らす
  生きていればこそ  生きていればこそ
  生きていればこそ  生きていればこそ
 


折れないハート

リングに倒れた俺の目の前で 踊り続けるあいつのシューズ
染みこんだ血と汗の匂い 遠く聴こえるテンカウント
あいつを讃えるどよめきが響く 俺は心の中でファイティングポーズ
ステージから伝わってくるのは 隠された俺たちの心の歌
負けても負けてもまた立ち上がる 胸の中の折れないハート

こんなに汚れた世の中だから 俺たちだってキレイじゃない
無垢な体で生まれてから 今日まで生きてきたんだから
どこにでも汚い奴らはいるのさ キレイなふりをしてるだけさ
ステージから伝わってくるのは 隠された俺たちの心の歌
負けても負けてもまた立ち上がる 胸の中の折れないハート

カッコばかりつけて歌っていると カッコいいだろう !って伝わっていく
楽しくないのに歌う希望の歌は 胸の暗い影を伝えていくだけ
心が無い歌はもう折れてしまった ハートの破片を撒き散らしている
ステージから伝わってくるのは 隠された俺たちの心の歌
負けても負けてもまた立ち上がる 胸の中の折れないハート

ステージから伝わってくるのは 隠された俺たちの心の歌
負けても負けてもまた立ち上がる 胸の中の折れないハート
負けても負けてもまた立ち上がる 胸の中の折れないハート
胸の中の折れないハート







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