西沢昭裕
杉田水脈が札幌に次いで大阪法務局からもアイヌ民族や朝鮮民族へのヘイト発言で人権侵犯と認定された。
ところが本人は全く反省の色がないようだと報じられている。
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人間はだいたい、自分自身を基準にして世間の人々をみる傾向があるから、杉田も「わたしの周りは櫻井さんや高市さんみたいな似たり寄ったりのヘイターばかりなのに、わたしばっかり責められるのって何で?」と、ちょっとだけ言いスギタくらいに思っているのだろう。
(差別主義者と言われようが何と言われようが「有名になったこと自体、世間で騒がれること自体」が実はうれしくてならず、放火犯が燃え盛る火をみて喜ぶ愉快犯の心理なのではないか・・と私は内心では勘ぐっている。犯罪者が異常に多い維新の議員らも、新聞に名前が出て務所入りしてオレも有名になったものだと胸をはるヤクザの世界にとても似ている)
維新にいた杉田を発掘して安倍晋三に売りこんだのは櫻井よしこである。
伊藤詩織さんを中傷するなど、いくら問題を起こして世間の顰蹙を買っても杉田が国会議員をクビにもならず、ぬくぬくと税金で安住していられるのでは岸田首相はじめ自民党全体が差別主義者の集団だと言うことになるのではないか。
次の衆院選では「人権と平和」を何としても一大争点に押し上げたいものだ。
ところで話は飛躍するが。
「水脈・みを」という名前は万葉集の
【泊瀬川 流るる水脈の 瀬を早み ゐで越す波の 音の清けく】
から杉田の父親がつけた本名なのだそうだ。これほどの名前負けした罰当たりの娘も滅多にいないのではないか。
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