Harmony

ちょっと呟いて孤独からの脱出?

雨のバス停で

2015-10-14 20:23:50 | Weblog
母のところの帰り、バスを待っていると、突然雨が降り出した。
そんな気配など全くなかったのに。
本当に突然の雨。
しかも結構な降りかた。
私はすぐ折りたたみ傘を差した。
バス停にいた若い男女3人はフードを被った。
反対側の私の近くにいたもう1人の女性は何もなく濡れるまま。

そこで私は、どうしよう…と、少し考えてから、
その女性に傘を差しかけた。
ありがとうございます、とニコッとして言った彼女は、
綺麗でとっても可愛いい若い女の子。

突然ですねぇ、とか、バス来ませんね、とか、○○行きのバスですか?とか、
ぽつぽつと優しく話しかけてくれる。
私からもちょっと話しかけて、暫し、少しの会話。
なんて感じの良い子なんでしょう。
きちんとお礼を言ってくれて、間もなく来たバスに乗り込んだ。

バスの中で一人になった私はすごくドキドキ。
自分から知らない人にアクションしたり話しかけたり、しかも若い人に。
いつもの私にはなかなかできない、大変なこと。
だから、とっても緊張したのだろう。
そして彼女は嫌じゃなかったろうか、気を使ったんじゃないだろうか、
等々考えて、20分のバスの中、ドキドキが治まらなかった。
そして、とってもいい感じの若い女性とお話しできたことでの嬉しさもあってのドキドキも、多分。


数年前、買い物の帰りのバス停で、どしゃ降りの雨になった。
少ししてサラリーマン風の男性が来て、傘もなくずぶねれ状態でいる。
バスはなかなか来ない。
私はすごく悩んだけど、結局傘を差し出せなかった。
それから、ずっと頭から離れないそのこと。

今日はまたその時のことを思い出した。
そして今度はちゃんとしなきゃ、って。
でも、男性だったら、またできなかったかもしれない。


こんなことであれこれ考えすぎて、疲れてしまった今日だった。


コメント
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