京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

南山城の古寺巡礼② 禅定寺(宇治田原町)

2021年10月10日 08時15分00秒 | 日記
 寿宝寺の次に宇治田原町にある曹洞宗のお寺・禅定寺を訪ねました。





寺のご由緒は、東大寺の平崇(すうたい)上人が藤原兼家の帰依を得て正暦ニ年(991)から5年の歳月をかけ建立されました。
その後も藤原道家ら摂関家の保護を受けて栄えますが、戦国時代以降は衰退します。









江戸時代に入り、延宝8年(1680)に加賀大乗寺の月舟宗胡(げっしゅうそうこ)が入寺、加賀藩家老・本多政長などの援助により曹洞宗の道場として再興されました。




境内の一角には秋明菊が咲いています。



伽藍の一段下がったところに収蔵庫があり、多くの仏さまがお祀りされています。



 

平安時代の十一面観世音立像(重文)です。

長徳元年(995)に創建された当初のご本尊と考えられています?



文殊菩薩騎獅像(平安時代・重文)です。



延命半跏地蔵菩薩像(平安時代・重文)


日光・月光菩薩立像(平安時代・重文)
薬師如来がおられないのは寂しいですね。



禅定寺の前に百人一首で有名な猿丸太夫ゆかりの「猿丸神社」にお詣りしています。
次は「猿丸神社」です。




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