雲上快晴

プーさん爺じが、何の変哲もない日々を綴る

ナンバの効用

2007年03月07日 | 卓球
 今日、椅子に座っていて、ホントに何気なくふくらはぎを触ったら、今までと違う感覚に『ん?』となってしまって、それから何度も何度も左右のふくらはぎの感触を確かめてしまいました。

 私、昔はフットワーク推進論者だったので、自分でも結構なフットワーク練習をやっていました。(蟹の)
 その結果、太ももは太くなり、ふくらはぎはパンパンに張っていて、ウエストに合わせたジーパンでは足が入らないという体型になっていました。

 それが、自分の練習を辞めてからは、どんどん筋肉が落ちて、ふくらはぎなどは細くてプヨプヨ状態になってしまっていたのです。
 風呂などでふくらはぎを触るたびに『ああ、随分と筋肉が落ちちゃったなぁ、でもまあいいか、筋肉を使う卓球じゃないから』などと、自分で自分を慰めていたのです。

 ところが今日、何気なく触った私のふくらはぎは、明らかにプヨプヨではなかったのです、太さも間違いなく太くなっていました。
 何故?と考えて思い当たったのは、たった一つしかありませんでした。
 それは、昨年の10月半ばに、正しいナンバ歩きを見つけたこと、これしかないのです。

 そのあと、ゆっくりと一歩一歩ナンバで歩いてみると、前に出した足にしっかりと体重が乗った瞬間、ふくらはぎが緊張することを実感できました。
 ナンバ関連の本に出てくる挿し絵に描かれている江戸時代の人たちは、必ずふくらはぎがパンパンになっていることを思い出しました。
 ナンバで歩くと、足の後ろ側の筋肉が緊張するのです、緊張するということは発達するということですね。

 よくプロ野球選手などが足の肉離れで戦線を離脱したという記事を目にすることがありますが、そのほとんどが太ももの後ろ側とかふくらはぎですよね。
 要するに現代の走り方・歩き方では、前面の筋肉が鍛えられてしまって、後面の筋肉とのバランスが崩れてしまう、その結果として肉離れという現象に繋がる、ということなんじゃないでしょうか。

 やっぱり、ナンバは正しい体の使い方ですよ、どんどんナンバにはまっていく自分がいます。