会社の入っているビルには、二人の守衛さんが一日交代で勤務しています。
お二人とも我が社のOBの方で、一人は管理職で退職された方だったようです。
昨今はどこの会社でもそうでしょうが、入退室セキュリティが厳しく、目の前に守衛室がある玄関でさえ、ICチップが埋め込まれた専用のカード を、読み取り機械にかざし暗証番号を入力して、やっと開錠される仕組みになっているのです。
一人の守衛さんは、社員が所定の操作をして玄関を入ってきたときに、「おはようございます」と挨拶をしてくださいます。
もう一人の守衛さんは、社員の姿を見ると直ぐに、守衛室から出てきて、ドアを開けてくださるので、所定の操作をせずに入室できるのです。
会社のルールから言えば、前者(管理職だった方)のほうが正しい運用で、後者は明らかにやってはいけない行為ですけれど、社員の感情からすれば、どちらが気持ち良く玄関をくぐることができるでしょうか?
制度・規則は厳格であって然るべきですが、その運用にあたっては、人と人との接点をくっつける接着剤的思いやりがあっていいんじゃないかと。。。
何気ない毎日にも、気づきの種はそこらじゅうに落ちている by変人クラブ
お二人とも我が社のOBの方で、一人は管理職で退職された方だったようです。
昨今はどこの会社でもそうでしょうが、入退室セキュリティが厳しく、目の前に守衛室がある玄関でさえ、ICチップが埋め込まれた専用のカード を、読み取り機械にかざし暗証番号を入力して、やっと開錠される仕組みになっているのです。
一人の守衛さんは、社員が所定の操作をして玄関を入ってきたときに、「おはようございます」と挨拶をしてくださいます。
もう一人の守衛さんは、社員の姿を見ると直ぐに、守衛室から出てきて、ドアを開けてくださるので、所定の操作をせずに入室できるのです。
会社のルールから言えば、前者(管理職だった方)のほうが正しい運用で、後者は明らかにやってはいけない行為ですけれど、社員の感情からすれば、どちらが気持ち良く玄関をくぐることができるでしょうか?
制度・規則は厳格であって然るべきですが、その運用にあたっては、人と人との接点をくっつける接着剤的思いやりがあっていいんじゃないかと。。。
何気ない毎日にも、気づきの種はそこらじゅうに落ちている by変人クラブ