雲上快晴

プーさん爺じが、何の変哲もない日々を綴る

白旗

2015年09月29日 | 橙魂こめて
 何かと往生際の悪い私ですが、さすがに昨日の敗戦で、「2015年のペナントレースは終わった」と観念いたしました。

 それにしても、今年の巨人軍は打てなさ過ぎでしたねぇ~
 野球というのは、点を取らなければ勝てない競技ですから、いくら12球団一の防御率を誇っても打率がドンベではねぇ。

 でもこれ、今年急に打てなくなったのではなくて、何年か前に統一球が導入された時から始まったんですよ。
 飛ばないボールになって、全ての球団でホームラン数や打率が落ちたのですが、それへの対応策、いわゆるバッティング技術の見直し方に各球団の差が出たんじゃないかと思っているのです。

 飛ばないボールでも高打率や飛距離を保てたバッターには二通りあると思っています、一つ目は西武のおかわり君やロッテの井口選手のようにバットを振るというより腰を回してお腹で打つタイプ、二つ目は巨人の長野選手(今年はできていませんが)のようにリストを使ってテコの要領でヘッドスピードを出すタイプです。

 今年は、ヤクルトの山田選手と川端選手のバッティングが目を引いていますが、山田選手は一つ目のタイプだし、川端選手は二つ目の典型ですよね。

 一方、打てなくなってしまったのは、主に上半身の力ででフルスウィングをしていた小笠原選手や村田選手のようなタイプですね。
 このタイプは、飛ばなくなったボールを飛ばそうとして、より力むためにスウィングスピードが落ちてしまったり、スウィング幅が大きくなったり波打ったりしてしまいました。
 (ソフトバンクの柳田選手や西武の森選手もフルスウィングしますが、明らかに下半身主導のそれですから)


 いずれにしろ、巨人軍全体のバッティング技術の抜本的見直しが喫緊の課題ですね、ゴルフスウィングの身体の使い方を応用すればいいと思っているのですけれどねぇ~。。。