自衛隊に南スーダンへ派遣されている韓国のハンッビ部隊隊長が、直接に部隊の置かれている状態を訴え弾薬の支援要請を行った。弾薬を受け取った後に、ハンッビ部隊は自衛隊へ謝礼を行ったと情報は流れている。
これに対し、韓国の中央日報の記事と朝鮮日報の社説が韓国政府とハンッビ部隊に関し書いている。だが、2紙が書いている内容には矛盾を感じさせられるのだが。
中央日報の記事「銃弾提供、日本「韓国軍部隊長が電話」…韓国「事実でない」」はハンッビ対隊長が自衛隊へ電話で直接支援要請した事を強く否定している。だが、ハンビッ隊隊長からの取材結果を報じているのでは無く、韓国国防部の主張を報じているに過ぎないのだが、報道官は「現地指揮官の判断で国連南スーダン派遣団(UNMISS)に要請したが、UNMISSは韓国軍が使用する実弾がないとして日本側を斡旋し、支援を受けることになった」とし、自衛隊派遣部隊とハンッビ部隊の協議が行われたが、隊長からの電話は無いと報じている。
更に、異常に思える事までも書いている。日韓では物品役務相互提供協定(ACSA)を締結していなかった。だから日韓による直接支援は難しい。よって、韓国は国連を通じたとしている。そして、最終的には韓国の決定で支援行われる様になったとしている。
だけど、緊急な人命保護と二国間協定とどっちが重要なんだろうな。
そして、支援の決定を韓国が行ったとしているが、要請を受けたのは日本であり、決定権は日本にある筈だ。要請された国では無く、した国が決定する。非常に可笑しな言い分だ。
次に、朝鮮日報の社説「日本にとって32万円の弾薬提供はそんなに騒ぐことか」を見れば、まず韓国軍の扱う小銃を扱う国は日本と米国しかなく、日本だけでは無く米国も国連より韓国軍への提供を要請されている。アメリカも韓国へ3400発の弾薬提供を行っているが、何も語らず反応も見せない。だが、日本では政府というよりも、メディアが自衛隊からハンッビ部隊へ提供される前から活発に報じ、隊長が「感謝の意を伝えた」とする事実まで公表していると報じている。
また、弾薬を提供した判断を日本は、韓国派遣部隊が訴えた非常に切迫した状況にあり駐留区域内の避難民も危険な状態にあると訴えた事に、危険な状況へと追い込まれてしまっている避難民の保護は重要と判断し、実行したのではなかったか。
だが、朝鮮日報は自衛隊が韓国軍へたった32万5000円分の弾薬提供した事を、日本が「積極的平和主義」の宣伝に利用しただけだろうと愚弄する。
その後に、韓国が要請したのは韓国派遣部隊が保護している避難民を安全を守る事が目的だったとし、日本が1万発(たった32万500円分)を提供しただけで、恩着せがましい態度を取る事は非常にせせがましい態度だと強く非難する。
中央日報は弾薬支援に関する協議は両部隊により行われただけで、それ以上の事は無いと報じている。対し、朝鮮日報はハンッビ隊隊長が自衛隊へ直接連絡を取った事は事実だと報じている。
中央日報と朝鮮日報の主張は全く異なっている。
何よりも中央日報は韓国軍から自衛隊へ直接要請はしていないと国防部が言っているんだと報じているが、朝鮮日報は直接要請は認めている事は間違い無いだろう。そして、中央日報は支援の決定は韓国が行ったと馬鹿げた事を書いているし、朝鮮日報は日本の支援は「積極的平和主義」の宣伝に利用したんだろうとするが、後に韓国の正当を主張する事を目的として韓国への支援を韓国が決定しているとする。
韓国のマスコミは、完全に支離滅裂の状態だ。まともな事など一切書けない状態となっている。
また、自民党の佐藤参議院議員はツイッター(12月23日)で南スーダン派遣団には米やNATO諸国は部隊を派遣していないと言い切っている。朝鮮日報だけが書いてあるが、韓国と同じ小銃は日本と米国だけしか利用していないとし、韓国軍は米軍からも支援提供されているとしているが、まず同じ小銃を利用しているのは米とNATO諸国であり、他にも多くの国があるし、部隊派遣の一国である中国も利用している。
時事通信が南スーダンに展開する主なPKO部隊を紹介しているが、そこに米やNATOは無い。
中央と朝鮮日報の報道は全く異なる部分もあり、非常に矛盾した内容だと思えてならない。と同時に、無理矢理に韓国を良しとし日本を悪としている。
これまで韓国は、慰安婦問題など色々と勝手に主張し日本を悪者としているが、全部出鱈目で都合のいいように日本を悪にしようと企てている事を、自ら明かにしているんじゃないのかな。
韓国という国は政府もマスコミも、どこまでも腐り切った民族の集団なんだなと思えてしまう。多くの人が、もう国交断絶しろといっていると思うが、自分もそう思えてしまうよ。こんな腐り切った国と付き合っていて、一体何の価値があるんだろう。
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