既婚の女装子さんには「秘密厳守」をお伝えして安心してもらいます

私が女装子さんの出会いを求めて掲示板に書きこみをするとき、「秘密は厳守します」と明示します。

Ｂ面は平和な家庭をもつよき夫・父親である女装子さんは、当然のことながら家庭や会社に女装していることを知られたくない。
まあ、これは既婚男子の私も同じではあります。
そこで私がお伝えすることは「連絡はメールのみ。携帯電話の番号は教えてもらわないし、こちらからも教えません」です。
携帯電話番号は個人が特定されますので、できれば知られたくない。
ですので、メールでのやりとりをしてデートの日時を決め、待ち合わせはホテルの部屋にするのです。
ホテル用語でいう「セパレートアライバル」。
ホテルの部屋でも仕事や住所のことは話してこない限りお聞きしません。

女装はロマンチックな「ごっこ遊び」。
秘密は守られるという安心感があって初めて、女装子は「女」の世界に入っていけるのです。
普段では絶対に見せることのない嬌態を白いシーツの上で演じられるのです。
普段では絶対に出すことのない啼き声を部屋中に響かせられるのです。






★今日の紹介本★
ホテルを頻繁に使うのであれば、用語を覚えておくのもいいでしょう

スマホの夜明け前

承前です。

Yちゃんとのデートは楽しい思い出です。

そして別れも突然でした。

5回目のデートでしたでしょうか。

待ち合わせはＪＲ大塚駅北口改札前。

そこから5分歩いてＰホテルに行くというルーティン。

しかし、いつもは時間通りにやってくるＹちゃんがこない。

10分　20分　30分　40分

さすがに、ここで「なんかあったんだな」と思い、大塚駅を離脱しました。

いまであればスマホにＬＩＮＥで一発でデートキャンセルです。

しかし、その当時はガラケーしかありません。

そして、コーイチローはリスク管理で携帯電話番号を双方とも知らない(つまり教え合わない)ことにしています。

平常時はこれでいいんですが、今回のような突発事項にはこれでは対応できない。

メールが全盛になるのはこれからです。

「もしかしたらメールが届いているかもしれない」

当日夜、そう感じた私もガラケー。

Ｙちゃんからのメールのチェックの術がない。

デートをすっぽかされた負け犬男は大塚から池袋に戻り、北口の漫画喫茶：ＭＡＮＢＯＯに入り、パソコンを立ち上げ、ｙａｈｏｏにログイン。

するとやっぱり来ていました、Ｙちゃんからのメール。

「体調が最悪です。今日はごめんなさい」

2003年くらいの出来事だったでしょうか。このあと、彼女からのメールは来ませんでした。