女装子愛好クラブ

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ホテルのオペレーターは部屋番号だけでは電話をつないでくれません

2020年06月17日 | 私的東京女装史

デートの日は絶対に残業はしません。 定時に職場を出ます。

または外勤から直接帰宅するようにスケジューリングします。

しかし、仕事は仕事。

突発的に残業が飛び込んでくることがあります。

2002年頃、お付き合いしていた女装子さん。

ピーチ倶楽部のオフ会で知り合いました。

自宅は北海道ですが、ちょくちょく東京に仕事にいらっしゃる。

その度にホテルでデートしておりました。

彼女の場合、西新宿のWホテルに2-3泊しますので、チェックインすると部屋番号をメールしてきます。 そして翌日夜、私はその部屋を直接訪ねるということになります。

ちょうど今頃の季節です。

前日夜に部屋番号のメールがきました。

「1234です」

「了解です」

しかし、当日急な企画書作成が入りました。

「バカヤロウ!!」と心の中で叫びながら、必死で仕上げました。

職場を飛び出した時点で1時間遅れ。

時間に正確なことが私の取り柄です。 遅れるのであれば電話を入れるのがビジネスマン。

でも個人の携帯電話は教え合っていない。

この場合はホテルに電話するしかない。

Wホテルの代表電話にかけました。

「もしもし、1234号室をお願いします」

「お泊りの方のお名前をいただけますか?」

「はっ? 名前」

「はい、お名前をいただけないとつなげません」

本名なんか知らないよぉ......

「すみません、またかけます」 と慌てて電話を切りました。

そりゃそうですよね。 部屋番号だけでつなぐとどんな事故が起こるかわからない。

オペレーターの対応は正しいのです。

でも、遅れることが伝わらないのは事実です。

新宿駅南口から甲州街道をダッシュでWホテルに向かいました。

「ハアハアハア...」と飛び込んだお部屋で彼女はワールドカップを見たのです。

彼女もB面はビジネスマン。

遅刻を難ずることもなく優しく迎えてくれました。

まあ、その分暗闇のなかでサービスしまくりましたが。。

◇コーイチローの女装本棚◇

『苦い旋律』(梶山季之)

『美男奴隷』(梶山季之)

『血と油と運河』(梶山季之)

『女装と日本人』(三橋順子)

『性遍歴』(松本侑子)

『総務部長はトランスジェンダー 父として、女として』(岡部鈴)

『クロス』(山下紘加)

コメント (2)
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