女装子愛好クラブ

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1973年の女装子&愛好男性のクリスマスパーティー

2023年12月26日 | ★女装体験記
おはようございます。
小川麻美さんの外出記はいかかでしたでしょうか。

すみれさん、お元気になられたことでしょう。
同じく国立国会図書館から研究資料としてコピーしてきた『風俗奇譚』に、その夢野スミレさんがクリスマスパーティの模様をレポートしています。
いまから50年前のクリスマスイブに富貴クラブで開かれたパーティです。

パーティーより愛をこめて 夢野スミレ  風俗奇譚 1974年4月号

 ●Xマスパーティーより
 あたしのことを見つめてくれるかたがいるかいないか。だって、こんな大ぜいのかたがただもん、おひとりぐらいは……。そのために今日は、初めてのロング・ドレスよ。(美樹のミニはまた短くなったけど)

 それにクラブのおじ様がたはみんな気前のいいかたばかりで感激。30センチもあるXマス・ケーキや、シャンパン、ワイン、アイスクリーム。そんなさし入れで長いテーブルの上はいっぱい。大人のムードで今夜はと思ってたのに、もうダメ。バイキング料理が出たら、麻美や美樹につられて乙女のわきまえも忘れちやったの。陽気なジングル・ベルもいけないのかもね。

 お食事が一段落ついて、皆さん、さすがにその気勢にうたれたのか、知らないまに消えてしまうの。アレレと思ったら奥のお部屋のここかしこ。クリスマス・サービスかしら。゛
 暗くなったお部屋のすみずみにキャンドルがともって、いつのまにかできたカップルがひっそり。クリスマスは本来、静かなものですものネ。

 でも、中には、フッと灯を消して何やら、ホワイトではなくてピンク・クリスマスだわ。でも、このほうがいいの。皆さんがそうなら、あたしだってはばかりなく……だもの。

 夜もふけて、皆さんが帰ってしまうと、残った私たちはトランプでまたわいわい。でも、ひょっとみると、カーテンでかこまれたソファーに一人、悦子がキャンドル見つめてぼんやり。何を考えてるのかしら。
でも、それもいいわ。私たちだって、するのはエッチなことばかりじゃありませんものネ。
                                   73・12・24(クリスマス・イブ)


夢野スミレさんです↓↓↓↓



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