新宿産経学園で日本舞踊のお稽古を済ませ、着替中のおしゃべりで母と同年代のSさんが、かつて島根に住んでいた頃に水害
にあったと話してくださいました。床上70cmにもなったとか。昼間は職場に水が出そうだと呼ばれ手伝って
帰った夜に自宅が水浸しになってしまい「あっと言う間なんですよ
」と教えてくださいました。電化製品
はダメ、車はとんでもないところまで流され当然ダメ、困ったのが灯油のタンクが倒れ流失、変な臭いがしたり、後始末の畳の重い事、家の土台についた泥を乾かさなくてはならない事、等など気の遠くなる作業と経済的損失
。大変なんだろうとは思ってましたが、具体的にお聴きすると、その大変さが忍ばれます
。そして、お嫁さんとして地方で暮らした経験から「隣の猫が死んだのも、電信柱が高いのも皆私が悪いのよ!そんな時代だったのですよ
。」そこで母も「そーそー分かる!!!」昭和一桁世代は苦労したんですねえ。せめて今たっぷり大好きな日本舞踊を楽しんでください。






