これは花菖蒲だそうです。
花壇で見つけてあまりの綺麗さに写メしたものの、あやめ、かきつばた、しょうぶ、区別が難しく、お弟子さんの植物学のせんせ、Sさんに軽ーい気持ちでラインして聞いてみたのです。すると、専門的なことを私にも解るように丁寧に詳しく返信してくださいました。お忙しいのに申し訳なかった!と反省。
表題の「いずれがあやめ、かきつばた」というのは小唄「五月雨や」に出てくるフレーズで、二人の美人の例えです。思わず口ずさんでしまったのは、Kさんが小唄振り「五月雨や」と「六段くずし」を母からお稽古してもらっていたからでしょう。日本舞踊の伴奏曲は季節を感じるものが多くあります。
もうすぐ梅雨入りと聞くと、ちょっと憂鬱だけど、日本舞踊をしていると、日本の四季をいろんな角度から楽しめてて豊かな心持ちで過ごせますね。