「松竹梅」とは、本来人のあるべき姿の例えとか。
「松」では美保の松原での天女の気高さを、「竹」では謡曲井筒から情の深さを、「梅」は娘の純粋さを、それぞれ踊り分けるところが見所です。
あくまで品良くご祝儀としての格が必要です。
舞台を見たご家族から「一人立ちと聞いていたのに笠を被って登場した「梅」ではあまりに若々しくて別の人が踊っているのかと思った」と感想を言われたそうです、つまりしっかり踊り分けできたって事ですね。
「松竹梅」とは、本来人のあるべき姿の例えとか。
「松」では美保の松原での天女の気高さを、「竹」では謡曲井筒から情の深さを、「梅」は娘の純粋さを、それぞれ踊り分けるところが見所です。
あくまで品良くご祝儀としての格が必要です。
舞台を見たご家族から「一人立ちと聞いていたのに笠を被って登場した「梅」ではあまりに若々しくて別の人が踊っているのかと思った」と感想を言われたそうです、つまりしっかり踊り分けできたって事ですね。
江戸時代、東海道中、大津のお土産として大人気だった大津絵。藤の枝をかたげ「藤娘」は、その代表的な絵柄でした。
この大津絵からこの世へと抜け顕れた藤の精。
舞台一杯に咲き誇った藤の中で恋への憧れに胸躍らせますが、そこは人ならぬ身の因果、夕暮れと共にまた藤の中へと消えていくのです。
荒巻さんは入門して日は浅かったけど、鯉男会への出演を迷わず決めて、以後、一所懸命お稽古に励みました。
結果、見事に可愛らしい藤娘を踊りきりました!