思いのほかポイント差が開いた民主党代表選挙。それでも、ひとまず終わって、一段落です。これから、民主党政権「草創期」、菅 直人首相のもとでの改革が新たなスタートを切ることとなりました。
今回の代表選挙で私は、地方自治体議員の立場で投票しましたが、どの候補に投票(するのか)したのか、マスコミからの問い合わせが、選挙期間中に相当ありました。しかし、気取っている訳ではありませんが、県連の幹事長として、早々と態度を明確にすれば、様々に勘違いされる事もあると判断し(実際にあったが)、明確にしませんでした。
今朝の新聞では、県連所属の地方議員全員の投票結果が掲載されていましたが、私を含め二人が『未公表』と記されてありました。今となっては、公表のタイミングを逸した感はありますが、しかし、この期に及んでそれを公表しようとは思いません。それはそれで、そのままにしておきたいと思います。
ただ、結果を見れば事前のマスコミ報道も参考に、「当初想定のとおり」であること、また、この結果を「淡々」と受け止めている一人である事だけ、明らかにしておきたいと思います。
もともと私は、どちらが就任しても、大分県連の体制が大きく変わることはないと考えていましたし、双方、強いところや弱いところを持っています。それを補い支えるのが地方組織の一つの責任だとも思ってもいます。
ところで、今回の選挙結果で注目するのは、地方の党員・サポーターの投票結果です。現在の制度だと、例えば大分3区では、4票差であっても1ポイントを獲得します。大差であろうとも1ポイントですから、これほど読みにくいものはありません。
しかし、ここにある意味で全体の民意が反映しにくいところがあるとも言えますが、全体の得票数差からすれば、実際のポイントの開き198ポイントとは違い、60ポイント程度の開きであったとの記述がありました。
これらはともかく、今後の党運営では、地方組織の行政区支部や地方党員・サポーターにも大いに目を向けてもらえるよう党運営を求めたいと思います。また、菅 総理には「当面の経済対策はもちろん、官僚主導から政治主導へ、そして、地域主権の日本社会実現」について、任期中に是非とも「道筋」を付けて欲しいと思います。