先日、「スペシャルオリンピックス日本・大分」(以下、SON大分)のチャリティーバザーが、竹町のドーム広場で開催されました。毎年この時期に団体の活動資金を調達するためにこの場所で行っています。
もう10年過ぎましたが、私もこの団体の理事を引き受けています。理事といっても、年間に一度の総会とその前の理事会に出る事と、サマーキャンプのサポーターで手伝いに行けるとき参加すること、また、SON大分の夏季スポーツ大会の際の開会式や、プレゼンターとして出席するくらいでしかありません。
ボランティアは、スポーツプログラムに参加する知的障害のある競技者(以下、アスリート)に対して、技術指導したり世話したりすることが一つの役割ですが、これを永年続けている方々(コーチ)には頭が下がる思いです。私にはこの役割がいまだ担えません。
SON大分の活動については、ずいぶん前に書きましたから詳細は省きますが、先日のチャリティーバザーによる収益金は、年間の重要な活動資金になります。品物は、アスリートの家族(ファミリー)や支援しているボランティアスタッフ、そして、周りにいる方からのいわば家庭の中の「余剰品」を拠出して戴いているわけですが、今年もたくさんあつまりました。ちなみに目標数値には達したそうです。
しかし、昨年くらいから感じる事ですが、竹町のドーム広場を通過する市民が少しずつ少なくなっていますね。先日、3月20日は、天候は悪くなく人出が多かろうと想定していましたが、人通りの少なさに、「人出が少ないですネ」とボランティアスタッフが「嘆いて」いました。
そういえば、このところ大分市内の繁華街や商店街の人通りが、心なしか少なくなっているような気がします。パルコが、あと一年で賃貸契約の期限が来るとかで、過日撤退を発表しましたし、既にサティーが撤退しました。メインストリートのトキハ大分店も以前のような景況ではないようです。
こうした事が背景にあるのか、大分市の中心市街地の人通りが少なくなってしまっていますが、これは、日本全国の景気が低迷している事と、もう一つあるならば、大分市のまちづくりの計画にも起因するのではないかと思います。
議会でも何度か論議になりますし、私も質問した事がありますが、今になって「中心市街地の活性化」を言い出してはいますが、政策的背景もゼロではありません。それも実は、10年程度前から、松岡に「パークプレイス」、稙田地域に「トキハわさだタウン」はじめ、大型のショッピングモールを、ある意味で政策的立地に動いたともいえる事情があるからです。
だから、人通りが「少なくなるべくして少なくなった」とも言えるわけですね。知っての通り、平成17年をピークに、人口減少傾向が既に判明していた時期の計画でしたが、独自の商い方で実績を上げる計画だったのかも知れませんが、それまでの中心市街地に集まる顧客を、大きく3地域に分散させた訳だから、止むを得ない面もあります。
今となっては、問題はそんなに単純な事だけではないとも思いますが、いずれにしても、これから、中心市街地はもちろん、地域のショッピングモールにも賑わいを創出すために何をしなければならないか、これから真剣に検討しなければとも感じています。
個性ある店には行列ができます。消費者のニーズを的確に掴んで商売をおこなうこともひつようです。ネームバリューだけでは、これからは無理だし、強い商店街を商店街関係者だけではなく、第三者の声を取り入れて検討すべきではないかと思います。
もう10年過ぎましたが、私もこの団体の理事を引き受けています。理事といっても、年間に一度の総会とその前の理事会に出る事と、サマーキャンプのサポーターで手伝いに行けるとき参加すること、また、SON大分の夏季スポーツ大会の際の開会式や、プレゼンターとして出席するくらいでしかありません。
ボランティアは、スポーツプログラムに参加する知的障害のある競技者(以下、アスリート)に対して、技術指導したり世話したりすることが一つの役割ですが、これを永年続けている方々(コーチ)には頭が下がる思いです。私にはこの役割がいまだ担えません。
SON大分の活動については、ずいぶん前に書きましたから詳細は省きますが、先日のチャリティーバザーによる収益金は、年間の重要な活動資金になります。品物は、アスリートの家族(ファミリー)や支援しているボランティアスタッフ、そして、周りにいる方からのいわば家庭の中の「余剰品」を拠出して戴いているわけですが、今年もたくさんあつまりました。ちなみに目標数値には達したそうです。
しかし、昨年くらいから感じる事ですが、竹町のドーム広場を通過する市民が少しずつ少なくなっていますね。先日、3月20日は、天候は悪くなく人出が多かろうと想定していましたが、人通りの少なさに、「人出が少ないですネ」とボランティアスタッフが「嘆いて」いました。
そういえば、このところ大分市内の繁華街や商店街の人通りが、心なしか少なくなっているような気がします。パルコが、あと一年で賃貸契約の期限が来るとかで、過日撤退を発表しましたし、既にサティーが撤退しました。メインストリートのトキハ大分店も以前のような景況ではないようです。
こうした事が背景にあるのか、大分市の中心市街地の人通りが少なくなってしまっていますが、これは、日本全国の景気が低迷している事と、もう一つあるならば、大分市のまちづくりの計画にも起因するのではないかと思います。
議会でも何度か論議になりますし、私も質問した事がありますが、今になって「中心市街地の活性化」を言い出してはいますが、政策的背景もゼロではありません。それも実は、10年程度前から、松岡に「パークプレイス」、稙田地域に「トキハわさだタウン」はじめ、大型のショッピングモールを、ある意味で政策的立地に動いたともいえる事情があるからです。
だから、人通りが「少なくなるべくして少なくなった」とも言えるわけですね。知っての通り、平成17年をピークに、人口減少傾向が既に判明していた時期の計画でしたが、独自の商い方で実績を上げる計画だったのかも知れませんが、それまでの中心市街地に集まる顧客を、大きく3地域に分散させた訳だから、止むを得ない面もあります。
今となっては、問題はそんなに単純な事だけではないとも思いますが、いずれにしても、これから、中心市街地はもちろん、地域のショッピングモールにも賑わいを創出すために何をしなければならないか、これから真剣に検討しなければとも感じています。
個性ある店には行列ができます。消費者のニーズを的確に掴んで商売をおこなうこともひつようです。ネームバリューだけでは、これからは無理だし、強い商店街を商店街関係者だけではなく、第三者の声を取り入れて検討すべきではないかと思います。