◎ 本日のキャスト
セニョール・ダン・・・レイコの夫
愚息その①・・・ダン&レイコの長男
ウチの宇宙人・・・愚息その①の弟で、暫定長男任期12年目
レイコ・・・私
愚息その①が、25才の時、
「ハイ、交替。今日からお前が長男。ウチは、25年で立場が代わる」
って。いいわね~~。その立場に居ると、
「なんで~?」
って、面白くない事がいっつもある、感じるものだから、いいんじゃない?
って、思ったものよ。親の都合で、子供の位置が決まっちゃうわけでしょう?
「家父長制度」もなくなったのに、儒教の影響からか? 長男が何かにつけて
表に引き出されるのよねえ、ただ、長男という事だけで。
跡取は「長女」あるいは「女の末っ子」という国もあったり。
平安時代あたりでは、そう、あの「源氏物語」なんかでも、男が女の所へ通う、
「通い婚」が当たり前だったのよね。
まあ、こんな事を言うと、
「もう、そんなことはないし、みんな自由よう!」
って、言われそう。ただ、な~んとなく面白くないことって、それぞれに感じてる
ことではあるのよね。
「いいよね、末っ子は」「いいよなあ、上は。偉そうにして」なんてね。決して
自分の位置の心地よさは認められない。不平不満の生き物、人間。ね?
その法的と暫定の長男2人。
滅多にゆっくり顔を合わす時間がないお互いの仕事。
その2人が、ゲ~ラゲラ笑いあいながら、狭い階段をもつれるようにして降りてくる。
そういう時って、「親冥利」を味わうのよ。子供同士の中に、笑いがあるって、親に
してみたら、こんな幸せなことはない!ものよ。しかも大人になってよ。
暫定長男であるウチの宇宙人が、今朝、大きな袋をテーブルに置いて、
「兄貴と俺から」
やっぱり、兄貴なのね、愚息その①は。フフフ・・
セニョール・ダンのお誕生日祝いの品。もちろんお酒は入ってたわね。だっ
て、ハッキリ外から見えてたのですもの。
「ほし~~~~い!」
っていうものもない、不幸な(?)我等夫婦。相方の私としては、ここ何年も、
考え込んじゃってるのよ。年の数だけのローソクを立てて、まるで花魁のかん
ざしのような、華々しいケーキ。一斉に火をつけて。面白がってきたけれど、
それも今年は、その気にならず、というのも只今、私がダイエット中で、ケー
キ大好き人間としては、デコレーションケーキも、結局は私が半分も平らげる
それが食べられないなんて、ネ、用意する気は起きないじゃない?目的がなん
であれ。アッチコッチウロウロして、「モノ」は要らないのよねえ、と、
つぶやきながら、人ごみが苦手な私のタイムリミット。
プ~ラプラ帰りながら、フト視界に「宝くじ」。
ククク・・、これだ!で、宝くじがお誕生日祝いよ。
当たる?
知らない!
セニョールへ、
「当たったら、10,000,000円だからね!ちょっとしたプレゼントでしょう?」
まあ、「たら」「れば」の世界の話ではあるけど、すこ~し、心ウキウキよね。
レイコ:「あのさあ、ここのところのお金のニュース、どう思う?」
ダ ン:「発明、裁判のあの事か?」
レイコ:「ウン、野球選手なんかの契約金や年俸も、どうしてそんなに欲しがるの?なの
よ。庶民感覚として、気張って引き合いに出すものが、魚沼郡のこしひかり、
10キロ1万円くらいよ。そういう感覚からしたら、もう、狂ってるとしか
思えない。アラブの格言の一つに、『大金持ちには親友はできない』そして、
昔、マイケル・ジャクソンの通訳をしたケイコが、『マイケルって、幸せそうに
見えない』って、言ってたのを思い出しちゃったのよ」
ダ ン:「あの、発明に関して言えば・・」
レイコ:「顔が卑しい!理屈がどうあれ、あれはもういただけない。みんなアメリカに
来なさい!だって。金金金かねカネで、なんでもかんでも裁判にするアメリカ人
て、絶対に狂ってるし、その悪しき、病んでるアメリカに来なさい、だなんて、
あの人も、人としての幸せが何か知らない人よねえ。でも、これって負け犬の
遠吠え?」
ダ ン:「違うだろ。あの発明が出来たって言うのも、その会社があったればこそだよ。
例え、ナン千億円って、その会社が儲けたとしても、その10%くらい、寄越せ
って。そんなことを言ったら、営業職の人間も、俺だって、俺だってみたいに
なって、会社ていう組織はなりたたなくなるよ」
レイコ:「でしょう? ウン、権利の主張ばっかりになって、ホント、そういう人の顔が、
卑しくなっていってるものね。自我を出すだけ、比例して、醜く卑しい顔になる。
どうして、あんなアメリカに魂まで売り飛ばすの?
カネで動く俺だと? バカにすんな!舐めんじゃねえ! こんな日本人はもう
いなくなっちゃった?」
ダ ン:「そうだよ。こういうのを子供が見たり、聞いたりしちゃう。怖いことだよ」
レイコ:「そう、ホント、自分が良けりゃ、あとの事は知ったこっちゃない、よ。
ねえ、恥がどういうことか知ってるのかしら?今の大人の罪は大きく重いわ。
それに、日本の悪口ばっかり言う人達は、さっさと他所へ行きなさいよって、
思うのよ。恩恵はもれなくいただく。その上で、国に対して悪口雑言の法律
上の日本人。恥を知らない連中が闊歩してる。恥ずかしいわねえ」
無力を確認しただけなのかも知れない、夫婦の会話。
欲の皮が突っ張って、精神的に病んで、その行く手に何があると思う?崩壊よ。
まもなくアメリカは「ソドムとゴモラ」の街のようになるわ。あのまま、あの国が持ち
ながらえるとは思えないものね。 合掌
セニョール・ダン・・・レイコの夫
愚息その①・・・ダン&レイコの長男
ウチの宇宙人・・・愚息その①の弟で、暫定長男任期12年目
レイコ・・・私
愚息その①が、25才の時、
「ハイ、交替。今日からお前が長男。ウチは、25年で立場が代わる」
って。いいわね~~。その立場に居ると、
「なんで~?」
って、面白くない事がいっつもある、感じるものだから、いいんじゃない?
って、思ったものよ。親の都合で、子供の位置が決まっちゃうわけでしょう?
「家父長制度」もなくなったのに、儒教の影響からか? 長男が何かにつけて
表に引き出されるのよねえ、ただ、長男という事だけで。
跡取は「長女」あるいは「女の末っ子」という国もあったり。
平安時代あたりでは、そう、あの「源氏物語」なんかでも、男が女の所へ通う、
「通い婚」が当たり前だったのよね。
まあ、こんな事を言うと、
「もう、そんなことはないし、みんな自由よう!」
って、言われそう。ただ、な~んとなく面白くないことって、それぞれに感じてる
ことではあるのよね。
「いいよね、末っ子は」「いいよなあ、上は。偉そうにして」なんてね。決して
自分の位置の心地よさは認められない。不平不満の生き物、人間。ね?
その法的と暫定の長男2人。
滅多にゆっくり顔を合わす時間がないお互いの仕事。
その2人が、ゲ~ラゲラ笑いあいながら、狭い階段をもつれるようにして降りてくる。
そういう時って、「親冥利」を味わうのよ。子供同士の中に、笑いがあるって、親に
してみたら、こんな幸せなことはない!ものよ。しかも大人になってよ。
暫定長男であるウチの宇宙人が、今朝、大きな袋をテーブルに置いて、
「兄貴と俺から」
やっぱり、兄貴なのね、愚息その①は。フフフ・・
セニョール・ダンのお誕生日祝いの品。もちろんお酒は入ってたわね。だっ
て、ハッキリ外から見えてたのですもの。
「ほし~~~~い!」
っていうものもない、不幸な(?)我等夫婦。相方の私としては、ここ何年も、
考え込んじゃってるのよ。年の数だけのローソクを立てて、まるで花魁のかん
ざしのような、華々しいケーキ。一斉に火をつけて。面白がってきたけれど、
それも今年は、その気にならず、というのも只今、私がダイエット中で、ケー
キ大好き人間としては、デコレーションケーキも、結局は私が半分も平らげる
それが食べられないなんて、ネ、用意する気は起きないじゃない?目的がなん
であれ。アッチコッチウロウロして、「モノ」は要らないのよねえ、と、
つぶやきながら、人ごみが苦手な私のタイムリミット。
プ~ラプラ帰りながら、フト視界に「宝くじ」。
ククク・・、これだ!で、宝くじがお誕生日祝いよ。
当たる?
知らない!
セニョールへ、
「当たったら、10,000,000円だからね!ちょっとしたプレゼントでしょう?」
まあ、「たら」「れば」の世界の話ではあるけど、すこ~し、心ウキウキよね。
レイコ:「あのさあ、ここのところのお金のニュース、どう思う?」
ダ ン:「発明、裁判のあの事か?」
レイコ:「ウン、野球選手なんかの契約金や年俸も、どうしてそんなに欲しがるの?なの
よ。庶民感覚として、気張って引き合いに出すものが、魚沼郡のこしひかり、
10キロ1万円くらいよ。そういう感覚からしたら、もう、狂ってるとしか
思えない。アラブの格言の一つに、『大金持ちには親友はできない』そして、
昔、マイケル・ジャクソンの通訳をしたケイコが、『マイケルって、幸せそうに
見えない』って、言ってたのを思い出しちゃったのよ」
ダ ン:「あの、発明に関して言えば・・」
レイコ:「顔が卑しい!理屈がどうあれ、あれはもういただけない。みんなアメリカに
来なさい!だって。金金金かねカネで、なんでもかんでも裁判にするアメリカ人
て、絶対に狂ってるし、その悪しき、病んでるアメリカに来なさい、だなんて、
あの人も、人としての幸せが何か知らない人よねえ。でも、これって負け犬の
遠吠え?」
ダ ン:「違うだろ。あの発明が出来たって言うのも、その会社があったればこそだよ。
例え、ナン千億円って、その会社が儲けたとしても、その10%くらい、寄越せ
って。そんなことを言ったら、営業職の人間も、俺だって、俺だってみたいに
なって、会社ていう組織はなりたたなくなるよ」
レイコ:「でしょう? ウン、権利の主張ばっかりになって、ホント、そういう人の顔が、
卑しくなっていってるものね。自我を出すだけ、比例して、醜く卑しい顔になる。
どうして、あんなアメリカに魂まで売り飛ばすの?
カネで動く俺だと? バカにすんな!舐めんじゃねえ! こんな日本人はもう
いなくなっちゃった?」
ダ ン:「そうだよ。こういうのを子供が見たり、聞いたりしちゃう。怖いことだよ」
レイコ:「そう、ホント、自分が良けりゃ、あとの事は知ったこっちゃない、よ。
ねえ、恥がどういうことか知ってるのかしら?今の大人の罪は大きく重いわ。
それに、日本の悪口ばっかり言う人達は、さっさと他所へ行きなさいよって、
思うのよ。恩恵はもれなくいただく。その上で、国に対して悪口雑言の法律
上の日本人。恥を知らない連中が闊歩してる。恥ずかしいわねえ」
無力を確認しただけなのかも知れない、夫婦の会話。
欲の皮が突っ張って、精神的に病んで、その行く手に何があると思う?崩壊よ。
まもなくアメリカは「ソドムとゴモラ」の街のようになるわ。あのまま、あの国が持ち
ながらえるとは思えないものね。 合掌