「いい人生で終わる」ために大切なこと
齋藤茂太著 小学館 P48より抜粋
ISBN978-4-09-387705-3 1,300円+税
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夫婦で定年を乗り切る
定年退職後の生活をうまい
工夫で乗り切ったご夫婦を
知っている。
夫である彼は、毎日、会社
へ出勤していたのと同じ時
間に起き、朝食を食べ、ス
ーツにネクタイを結び、妻
に見送られて玄関をでる。
行く先は会社に自分の籍は
ないのだから会社以外のと
ころになる。公園やデパー
トたまに映画館に行ったり
してゆっくりと時間を過ご
してから、昼前後、あるい
は夕方前には帰宅するよう
にするのである。妻は妻で
現役時代と同じように夫を
玄関で迎えるという儀式を
続けている。(・・・)
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▼どうやらこの夫は長年勤
めてきた朝の習慣がなくな
って、体の調子を崩したよ
うです。それを見かねた妻
の提案で毎朝いつも通りに
送り出す儀式を続けたら、
平穏な日々に戻ったという。
私も経験がありますが、↑
の通りで朝起きても行くと
ころがない。これは正直焦
りますね。当然数日は現職
の習慣で朝定刻に寝覚めて
しまいます。習慣とは恐ろ
しいものです。どうも社会
的つながりがないと調子が
出ません。かといって近所
に同じような世代の知り合
いがいるわけでもない。
生活のリズムを取り戻すの
にかなりな時間を要します。
齋藤茂太さんのこの本とて
も読まれていて未だに人気
が衰えませんね。
今日の夕景
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