冬場は農閑期である。簡単に表現すると、百姓が暇な時間帯なのだ。何事にせよ融通が効く。仲間によってはこれ幸いとコタツの守に専念する者もあろうかと。子狸もそうしたいが体が疼いてくる。作業をしようよ・・・・・・との内なる欲求が沸き上がるようだ。そこでという訳でもないが、通常の繁忙期には出来ない作業を。それは土壌の天地返し。ご存じかも知れないが、子狸の耕作条件ではどうしても連作になり勝ちだ。とりわけ、マメ科・ナス科の野菜達に多いようだ。可能な範囲で緩和策を講じているが、天地返しもその一つだ。
野菜栽培で通常利用する土壌は地下15センチ余り、つまり地下20センチとか30センチとかの土壌は眠ったままなのだ。そこで利用土壌と眠った土壌とを引っ繰り返せば、新天地への移動と同じ事では無いかと。手法だがスコップを利用するのがお手軽だろう。スコップの鉄板部分は凡そ30センチ位、つまりスコップの届く範囲で引っ繰り返せば有効かなと。
子狸は体力的には軟弱なので余りやりたくは無いのだが、連作緩和にはやむを得ない。休み休み実行することに。時間に融通が効く農閑期ならばの作業かも。スコップで土塊を作り逆さまに置く。その後をミニ耕耘機で耕していく。文字で書くと簡単だが体力的には辛い作業だ。側にはイスを置いといて、半分は作業残る半分は休憩・・・・・といった案配で。
1日全部をこの作業に費やすことは困難だ。1~2時間ぐらいが関の山だろう。本日も短いタイプの畝を二箇所ほどやってギブアップ、体力の落ち込みを実感せざるを得ない。加齢と落ち込みとは比例関係の模様だ。仲間内では大御所と長老とだけは例外なのかも。
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