今日は、長期で入院している母を家に連れて帰りました。
そうはいっても、朝に家に帰って、夕方には病院へ送っていくという一日限りの外出です。
前回、家に帰ったのが、7月ですので、3か月ぶりの帰宅でした。
母の負担にならないように、介護タクシーを頼んで、ストレッチャーに乗せて、寝た姿勢のままで車で移動します。
久しぶりの帰宅に、母も喜んでくれました。
嬉しい時には、母は良くしゃべります。
タクシーの中でも、話続けていました。
前回に帰宅した時から、言っていたのですが、「出前のうどんが食べたい」ということでした。
いつも、出前を頼んでいたお店があるのですが、そこの店主の方が気のいいおじさんで、そこの味が良いみたいでした。
実は、おとといに電話をして、この日に出前ができるかどうか、確認しておきました。
営業しているそうで、出前も大丈夫だと言ってくださいました。
そのことを母に伝えると、嬉しそうにしていました。
私が気がかりだったのは、いつもお粥のような柔らかいものしか食べていないので、うどんが果たして食べられるかどうかでした。
ドクターに聞いてみたところ、細かく刻んで、少しずつ食べたら構わないとのことでした。
それでも、ちょっと心配だったので、とろみをつけて、飲み込みがしやすいようにと思っていました。
何せ、誤嚥をしたら肺炎になりかねません。
高齢者のなくなる原因のかなりが肺炎ということですので、ちょっと油断できないと思っていました。
私の心配をよそに、母は勢いよくうどんを食べていました。
だいじょうぶかなあああ・・・。
まあ、何とか食べられたみたいです。
良くしゃべるので、口の動きも衰えていないのかもしれません。
今日は、朝から高校時代のお友達に電話をしたり、生まれ育った実家に電話したりといろんな方とお話をしました。
また、長女がラインで電話をしてきて、ひ孫たちと会話をすることもできました。
驚いたのは、母がひ孫の名前を覚えていて、よく話ができたこともありますが、孫が年老いた母親に対して、ちゃんと受け答えをして、わかりやすい答え方をしていたことでした。
えらいなあ、ちゃんと会話ができている・・・。
6歳と89歳の会話は、聴きごたえがありました。
孫の成長に感心するひと時でした。
今日は、朝から鳥の鳴き声が大きく聞こえました。
少し前は、虫の声が良く聞こえていたのですが、虫たちに変わって、野鳥が元気になってきたようです。
いよいよ、冬鳥が到来するという情報もちらほらと聞こえてきました。
このこは、暗くて見えにくいのですが、モズかもしれませんね。
さて、母はたくさん話をして、疲れたのか、少しうとうととして、お昼寝をしていました。
時間通りに介護タクシーが迎えに来てくれて、病院まで送っていきました。
一度、病院外に出たので、しばらくの間は隔離されるそうです。
個室に入って、コロナの感染が無いかを確認してから、大部屋に戻れるようです。
次回、戻って来れるのは、いつになるでしょうか。
お正月は、病院も手薄でしょうから、お正月過ぎに帰れたらと思っています。