先日、家内と一緒に世界遺産の高山寺に行ってきました。
高山寺は栂尾という地域にあり、歌の歌詞に出てきた覚えがあります。
「きょうとー とがのお こうざんじー こいに つかれた おんなが ひとりー」
確か永六輔さんが歌詞を書いたと思います。
たいへん静かでいいところです。
京都の市内からは、少し離れており、交通の便が悪いので、人が少ないのですが、見る価値があるお寺です。
私は昨年も来たことがあるのですが、家内は来たことが無く、「京都検定」を受けるまでに、ぜひ来たいと言っていました。
さすがに山の中にあるお寺なので、急な階段があります。
家内は、歩くのが得意ではないので、登山用のストックを持っていきました。
ストックがあると、歩きやすいようでした。
ここです。
石水院と呼ばれるところで、この中に綺麗なお庭や有名な鳥獣戯画があります。
紅葉にはまだ早くて、木々の葉は緑でした。
11月になると、たぶん大勢の方が来られることでしょう。
善財童子君がお出迎えしてくれました。
光が当たって、綺麗です。
この山が赤く染まると綺麗でしょうね。
抹茶を頂いて、しばし休息・・・。
静かな時間を過ごしました。
中興の祖が明恵上人で、後鳥羽上皇からこの地を賜ったと書かれています。
明恵上人は、信心深い方で、厳しい修行の末、自分の耳を切り落としたと言われています。
また、中国から帰国した栄西からお茶の種を譲り受けて、この地に日本で初めての茶園を作ったそうです。
栂尾のお茶というのが、その当時の最高級品だったようです。
その後宇治に広がっていったんですね。
鳥獣人物戯画も複製品が見られました。
歳をとってからは、お寺巡りが、ちょうどいい運動ですね。