今日も京都地方は、36度を超える暑さで、仕事の方は、無理しないようにぼちぼちでした。
休憩時間を長くとり、京都検定の話をしていました。
ちょうど昨日妙満寺に行ったので、「雪月花の三名園」の話をしました。
「雪月花の三名園」とは・・・
清水寺の成就院にある「月の庭」
もと北野天満宮にあった成就坊の「花の庭」(廃寺のあと令和4年に再興)
そして、この妙満寺にある「雪の庭」ということでした。
三大祭りとか、三珍鳥居とか、三名園とかなんでも3が好きですねと言う話で盛り上がりました。
この妙満寺ですが、なんでも昔あった場所は寺町二条らしくて、昭和になってからこの洛北の地に移転してきたということです。
その際に、もとあった「雪の庭」をそのままこの場所に移築したそうです。。。
ということは、、、厳密にいえば、当時のものではないということなんですね・・・。
ちょっと、微妙ですが、お寺などは移転することは結構あるんだと思います。
「雪の庭」は、この本坊の中にありました。
確かに、この石碑は古そうですね。
大変綺麗なお庭でした。
整えられて、整備されていますね。
やはり当時のものとは、違う感じがしました。
でも、石組などは、そのまま持ってきたみたいなことが書かれていたので、基本的な部分は同じものなんでしょう。。。
「雪の庭」というくらいなので、雪が降ったらきっと綺麗なんでしょうね。
「雪月花の三名園」を作庭したのは、松永貞徳という「俳諧の祖」と言われる方です。
貞徳は、連歌から俳諧を文芸として独立させて、松尾芭蕉にも大きな影響を与えたそうです。
なので、「俳諧の祖」と言われるんですね。
暑い日だったので、観光客があまりおられずに、落ち着いて庭を見学できました。
先日行った詩仙堂は雨の日で、貸し切りでしたし、私が行く日はすいていることが多いので、ありがたかったです。
残りの「月の庭」と「花の庭」に行ってみたいです。。。