私の高校時代は、理科系にいたせいもあって、日本史は身近であり、世界史はその名の通り、世界が対象であり広範であり、カタカナが中心であり難しそうであったので、とらなかった。
その後、部分的な知識は得てきたが、全体の流れがわからず、後悔している。
中国についても同様である。昔は東洋史というジャンルがあったが、中国、韓国の歴史の流れもわからない。
中国の歴史で一番躊躇してしまうのは国や人の名前がやたらに難しいということである。老眼鏡の助けを借りている今、正確に字を読み取ることさえ困難である。
たまたま宮城谷昌光氏の出演しているテレビ番組を見て関連の本を読んでみようと思った。
まずは、軽いエッセイをと思っている。
時代の流れや背景がわからなければ、小説を読んでも本当のところが理解できないのではなかろうか。
日常生活で使われている言葉も中国から、もともと来たわけであるので、その淵源を探ることは意味があるのではないかと考える。
春秋時代は戦国時代の前であり、日本の縄文晩期であり、ギリシャでのオリンピア競技が開かれたり、ローマ建国と同時代であることも、改めて認識した。