ここしばらく行っていないが、錦町に「たんぽぽ」と言ういい韓国料理の店がある。
現職時代は民団とも深くかかわったためか、もともと辛いもんが好きなためか、韓国料理は好きである。
思えば、今年は日韓併合から100年である。
1910年に韓国併合に関する条約に基づいて韓半島を併合した。
日清戦争から日本は大きく変わったともいわれている。
夏目漱石や芥川龍之介は、文学の世界では、今は古典に属する。
われわれの学生時代は幸田露伴や二葉亭氏名の文体は読みにくく、半分古典的に感じたが、今の時代からすれば、それと同じなのであろう。
平成生まれの人が成人を迎えている時に明治、大正、昭和の時代に何が起こったかもう一回、日本の近現代史を学びなおすのも悪くないと思った。
韓半島(朝鮮半島)との人々や国との関係は奈良飛鳥時代から日韓併合の時代まで様々であった。
オリオン書房に本を買いに行った折、岩波新書の「シリーズ近現代史」全10巻が目にとまった。
李御寧(イ オリョン)氏が出ているインタビュー番組が目にとまったので録画しておいた。
氏は20年近く前に刊行された『「縮み」志向の日本人』という本で有名であり、当時私も興味を持ったが、未だに読んではいない。文庫化されていりそうなので一度手に取ってみたい。