偶然に、「建築探偵の冒険 東京編」と言う本を見つけた。
著者は藤森照信、ちくま文庫である。
その中に「看板建築」と言う一項があった。
昭和レトロの建築物に興味がある。そのうちの一つが看板建築である。
命名者は建築史が専門の本書の著者である。路上観察学の面でも著名である。
ちなみに本書は「サントリー学芸賞を受賞している。
何日か前に、復興小学校のことを書いたが、看板建築も関東大震災直後に建てられたものである。
看板建築は、軒を出さずに、平坦な前面に銅板等で装飾を施したものであり、二階建て以上の木造の商店である。
この建物は、小金井公園にあるものである。
だいぶ前に、神田の古本街では多く見かけたような記憶があるが、もうしばらく足を運んでいないが、今はどうなっていることやら。