58歳のオヤジが自宅の近所に軽い認知症だった父親のためにと小さな賃貸の部屋を借りていた。
・・・先日さ、上野警察から電話が入ってね、オヤジが保護されてると、なんでも家に帰れなくなったらしく、それから俺の家に連れて帰ったらさ、10年も前に死んでるお袋はいつ帰ってくるんだとそればかり聞いてくるんだよ、まいっちゃうよ、こっちがおかしくなりそうだよ・・・
膠原病の母親と二人暮らしで面倒を見ながら自分の店も切り盛りしてる50過ぎのオバサンは、いよいよ老いて弱って行く母親のためにと店を閉めようか? と相談にやってきてた。
若年性アルツハイマーになった肉親が、突然に自分は皇室の出だから宮内庁に行って来るとそればっかり、仕事も手につかなくなってる60前のオヤジも来てた。
昨日はそんな介護や看護を抱えてる50~60代の顧客が続いていた。
一日中、あちこちで、そんな会話をしておった。
エライ時代になって来てるよ。
病は持ってなくとも、暇な時間を持て余してる70代から上の世代は、街に出ては手前勝手な行動に精を出して自己満足、老人の原宿・巣鴨のとげぬき地蔵商店街では、数年前から老人の万引きが後を絶たない。
年寄りは敬うもの、これは昭和の教育で根拠なく洗脳されたものだが、昭和はとうに終わってしまってる。
老人・高齢者による犯罪は、もっともっと増えてゆくしかない。
その準備もナニもしようともしない国や行政、よくよく見ればそこで力を持ってる連中がその世代だった。
性善説は戦後の昭和でも大企業や公務員の世界での幻想でしかなく、自営の間には性悪説しかなかったのが本当だ。
自動ブレーキシステム、この欠陥が度重なる事故という形で、世界中から訴訟事として湧き上がってくる。
アクセルとブレーキの踏み間違い・・・よく聞く高齢者の事故の原因だが、ガソリンスタンドへとハンドルを急に切って歩道に乗り上げたら、異常行動だと勝手に判断して急ブレーキがかかり、追突されるのが怖いから急いでアクセルを踏んだら今度は急発信した、そういうことは日常的によく聞く話だ。
メーカーや国は、なんでもっとキチンと動かないのか??
素敵なシステムのような広告ばかり目にしてると、国家と大企業の劣化は目を覆うばかりだろう。
国内の事故であれば高齢者の事故という誤魔化しも効くんだろうが、海外ではそんなまやかしは通用しない。
自動車メーカー自身の高齢化、ボケ老人化、認知症だと言い逃れでもするんだろうか??
成人して、すでに月への2往復と半分をハンドル握ってる俺なんざ、邪魔なシロモノだと最初から思ってる。
・・・ブレーキも自分で踏めない奴のための車? 障害者用だけにしとけや・・・
テレビや新聞やネットだけが情報源で、それらの情報をたくさん暗記してる者が自意識過剰に自惚れて、まわりの人間も一目置いている・・・日本人って~のは、間抜けな猿だ。
自分で情報は手に入れる、その意味すらメディア頼みで他力本願、解ってない。
人の棲む街で、その日々に手に入れるものを情報と言う。
金出して買うもんでもなく、他人に聞いて手に入れるものでもない。
独りで自慰するがごとく、コソコソ覗き見るものでもない。
虚勢やはったりを見せる裏では自信がない、自信がないからキョロキョロ落ち着かない。
そんな高齢化する老人たちを眺めていると、病んでるな。
群れて病んでるぶんには安心なんだとさ、おかしな国に成り果てている。
・・・正気なの??
・・・うん、みんなそうだから・・・
ということで、ドイツ銀行の破綻が近いと言って金(ゴールド)を買っておきなさいという話も増えたが、その場合、70円くらいの超円高になるだろうから、日本人としてはいつ? どう動くか? よくよく考えることだね。
山歩きの筋肉痛も癒え、今朝も売買の決済の準備にと、元気に仕事を始めるで。