オストメイトで山賊と海賊・・・銀座のコテコテ周旋屋のよもやま話

去年は100の山を愛し、今年は108の山に恋をする。
夏は太平洋の大波で泳ぎ続け、日本の自然を愛して66年。

山の帰りに気温42度の街を体験

2023-07-17 11:09:27 | 銀座の周旋屋

  

 

 2500m弱の山々でも、20度は超えていただろう。

 トンボが群れて飛び回っておった。

 人のあんまりいない奥山の岩稜は脆くなっておって、踏み外したり乗ると崩れるような危ういところが多かった。

 スローペースで、水分と塩分をたんと摂りながら、早朝は雲の中で良かったが、だんだん日差しが焼き付くように変わって来た中を、ぜ~ぜ~言いながら大汗かいて登り歩いて来た。

 世の中は3連休だから中央道で長野の奥山に向かう予定で早めに出発したが、すでに多くなってた高速の状況から、帰りの交通量を考えて途中で行き先を変え、関越・上信越で新潟寄りの長野に向かった。

 サラリーマンや公務員らの、群れていっせいに動く恐ろしいスケジュールには交わらない、これがいつものことだ。

 リアルタイムの情報源も2つ3つは常に確認しながら、どれがエエ加減な嘘なのか? 見抜いて即断即決してる。

 それでも車は早朝からどこも多かった。

 昼過ぎには下山して、帰路、山の帰りによく寄る前橋のパスタ屋に行くつもりで、上信越道を妙義で下道に降りて走っていたら、車の表示している外気温が42度まで上がって、記念に写真を撮っておいたが、そんなエリアで暮らしている人たちは馴れるものなのかどうか、寄り道するたんびに聞いておったが、暑いものは暑い、みな俺とおなじだった。

 新車から最初の車検も来てない山用の車だから、壊れてる訳でもないがな。

 車外に出て歩くと空気全部が熱風で、呼吸すると肺が焼けるような感覚で息苦しく、日に焼けた顔はなおさら火を噴きそうな感じだった。

 いつものパスタ屋ではなくって、別の老舗の店に入ってしっかり涼んだが、それからいつもの源泉に寄って浸かって帰る道を考えながら、3連休の大渋滞を想定して、俺のオツムのナビは大忙しだったがな。

 おかげで混むこともない道を悠々と戻って来た。

 経験値は今でも更新を続けてるから、最新のナビがついていても・・・バカヤロウ~、そっちじゃね~よ、ガキは黙ってろ!・・・スピード出さずとも、ナビよりもずっと早く走り抜けるのも、楽しんでる。

 日帰りで毎週何百キロも走ってるが、ナビよりも一時間以上は早く走り抜けるのが当たり前になってる。

 

 今朝は早朝から大病院に婆様の付き添いで出掛けておって、祭日で空いてはいたが駐車場が大混雑だった。

 先日の人間ドッグで疑わしい部位の再検査2つ、人間も90歳近くになればガタガタが当たり前だからどうということもないが、どうせ暇な年寄りだし、暑い中を散歩するくらいならと広い院内を歩かせて、次の精密検査も入れておいてやった。

 俺は正真正銘の身体障害者だということを駐車場の係員もよく知っているから、手帳を見せなくとも並ばずに誘導してもらえるから、婆さんは喜んでいる。

 なんのこっちゃ。

 

 売買のイレギュラーな決済の打ち合わせをやりながら、あちこちの高齢者の状況を聞いてやるのが日課になってる。

 みな暑さのせいか、トンチンカンな笑い話ばかり、ピント外れの遠慮や忖度・・・どうしたいのか? はっきり言いなさい!・・・笑い返している。

 明日も仕事をやりながら、そんな老人たちの付き添い介護も予定が入っている。

 自営は楽だと抜かしている猿は多いが、時間に余裕がある分、それを介護や看護にすべて費やしていることを考えれば、サラリーマンや公務員の方が、随分と楽なことよ。

 ほらほら、たまにお出掛けの猿の群れが、マニュアル通りに大渋滞で、イライラクタクタ時間の無駄、それとおんなじよ。