別荘は高度経済成長時代に各地で乱開発された。
関東周辺なら山梨県、長野県、栃木県、西なら岡山県等が有名だ。
親戚筋が勧められて白河(福島県)の巨大別荘地に一区画買った。
広大な山林を細かく切り売りした所で30坪程だ。
千代田区内の30坪なら凄いけど山の中だからね。
見事に鼻くそ以下だった。
温泉施設やバーベキュー場、テニスコート等を有するが実際に別荘を建てた人は1割にも満たない。
景気が良いから小遣いが増えるかなって感じの利殖が殆どだったから。
再度言うと山の中の30坪なんて都会の小金持ちしか買わない鼻くそ。
利用価値は殆ど無い。
その内に管理会社が倒産する。
これもよくあるパターンでそこに移住した人は地獄を見るのである。
水道は基本的に自前である。
自治体は引いてくれないから普通は。
人里離れた山中に水道なんて設置しないからね。
大体は簡易水道なんだけど水利権の問題で普通別荘地は使わせて貰えない。
そこで自前の井戸を掘ってそこから供給する。
これが駄目になるから困った事になる。