田舎の水路にドジョウを掬いにいった。
小学校の5年の春先の事だ。
当時は郊外に小さな田んぼがまだ残っていて春の小川の風情
水路の横にコンクリート製のマスがあってそこを覗くと亀がいた。
こちらに気付いたカメはぽちゃんと水に逃げ込む。
後にはカメが乗っていた袋の様な物が揺れている。
「何かな?」
犬だった。
自分で落ちたのか爺が捨てたのか解らないがパンパンに膨らんだ恐らく子犬。
その上が亀の日光浴の場所だったのである。
喉かな春の日、亀は乗る死んだ犬に。
田舎の水路にドジョウを掬いにいった。
小学校の5年の春先の事だ。
当時は郊外に小さな田んぼがまだ残っていて春の小川の風情
水路の横にコンクリート製のマスがあってそこを覗くと亀がいた。
こちらに気付いたカメはぽちゃんと水に逃げ込む。
後にはカメが乗っていた袋の様な物が揺れている。
「何かな?」
犬だった。
自分で落ちたのか爺が捨てたのか解らないがパンパンに膨らんだ恐らく子犬。
その上が亀の日光浴の場所だったのである。
喉かな春の日、亀は乗る死んだ犬に。
田舎では未だに放し飼いが多い。
屋久島ではそれが野良化して道に群れていた。
10匹位だったかなあ、怖いよねえ。
五島でも同様に農道に数匹いたなあ。
元々農作物への獣害を防ぐためにわざと放しているらしい。
しかし子供や年寄りはやられるぞ、怖いよねえ。
宮崎県山中もやはり放し飼いが多い。
獣害対策もだが放し飼いにしないと子犬が産まれないという理由らしい。
兎に角、田舎人の危機意識の低さは怖いよねえ。
役場に言っても駄目、有線で注意を促す位しかやらない。
多分、腹に据えかねた爺が毒餌を撒いたと思うよ。
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/region/ASP5M72H0P5MTIPE020
四半世紀前に村の全世帯にパソコンを配った村があった。
過疎地で年寄りばかりの家にいきなりパソコンがやって来る。
この電脳村構想はマスコミで頻繁に取り上げられちょっとしたブームになった。
パソコンが過疎化高齢化の進む地域に奇跡を起こすと言う訳だ。
当然何も起きなかった。
大量のパソコンをドブに捨てただけである。
当時はパソコンが魔法の箱で凄い事が勝手に起きると思う人が沢山いた。
ワードとエクセルが有れば不可能が可能になると思う人が沢山いた。
何のためにパソコンが必要か等考えもせずに手にすれば魔法使いが現れて何でもやってくれると思う人が沢山いた。
馬鹿な時代だ。
ネットの世界も実にお粗末、趣味人がパソコン通信を自慢するレベル。
それなのに田舎の爺婆にパソコンを配る意味は何だったのか?
パソコンが単なる道具でそれを使う必要性は何かというような基本的な事を当事者は全く理解していなかった。
先ずパソコンありきで奇跡が起きると本気で思いこんだのだろうか?
過渡期とは言え実にお粗末な話だ。
はいはい、原稿では時々「云々」って書くけどなあ。
「々」のみ必要な場合ってあるのかねえ?
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/maidonanews/trend/maidonanews-14351772
半世紀前は差別だと誰も思わなかった。
「このキチガイ!」
「お前はメクラか!」
「オシにものが言える道理はねえや」
「きっと三国人の野郎ですぜ」
これ全てテレビ番組でのセリフだ。
子供向けでも同じだった。
例えばウルトラマンでも近年の再放送では無音になる部分がかなりある。
そこが差別用語なのだ。
映像ソフトではそのままなので比較すると面白い。
”ミイラの叫び”でドドンゴの両眼を攻撃したイデがこういう。
「ざまあみろ、座頭市め」
これが再放送では座頭市の部分が無音なのだ。
座頭市は差別用語なのか首を捻らざるを得ないがなあ。
頻繁に出て来るのは
「所詮は女子供ですからねえ」
勿論、フジ隊員とホシノ少年の事である。
そして結局フジ隊員は気絶してホシノ君が活躍するという結果に。
つまり女は男の子より役に立たないというのだ。
唯一”海底科学基地”では一人危険任務に立ち向かう姿が見られるが。
まあ、昔はそんな社会だったんだよねえ。