ときには 森田童子を聴きながら
笑いに走る 自分を みつめる
孤独の海の中で
絶望の闇のなかで
心 壊れていった季節の記憶が蘇る
ときには 山崎ハコ の「ひとり唄」を聴きながら
かつて いたことのあるなつかしい心の場所へとまいもどる
生きることに立ちすくみ 声を殺して泣き続けた夜を思いだす
ときには すぎもとまさとの「吾亦紅(われもこう)」を聴きながら
今でも母からみれば親不孝であろうぼくを
自分でちょっとだけ なじってみる
月あかりに誘われて ふらふらと 田舎道を歩いてみた
両手をいっぱいにのばして
空を抱きしめようとするぼく
うん そうしてていいよって 声がする
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