ことのはをひとつ ポンとおいて
そうして しばらく 佇んでみる
宇宙の隙間から何かがやってくる
ん? 君は誰?
ふ~~~~ん そうなんだ
いろいろあるんだね
君もいろいろなことあったの?
ふ~~ん ぼくさ~ よく覚えてないんだけど
SF小説の世界よりすごそうだね
でさ~神様って どこでなにしてるの
君もまだよく知らないのか そ~か
そうだよね 宇宙の全貌なんて計り知れないもんね
君 恋人いるの?
ん?いまなんて言ったの?
内緒なの わかった
お父さんやお母さんはまだ生きてるの?
兄弟はいるの?
ふ~ん そうか~
君からみたら人間ってどう見えるの?
赤ちゃんみたく見えるの?
ふふ そうかもね
(神もどきちゃん) か、亀ちゃん! なに一人でぶつぶつ言ってるの?
大丈夫? 熱でもあるんじゃない?
(ちゃらんぽらん亀) お、おまえまだいたんか!
(神もどきちゃん) いつでも そばにいるわよ
(ちゃらんぽらん亀) うっとおしいやっちゃな
(神) だれがうっとおしいって
(亀) いや なんでもない
(神) 亀ちゃん 特別豪華限定ランチに連れてってくれるんでしょ
ず~っと待ってるんよ
(亀) あ それな 他の人といくことにしたから
(神) 亀ちゃん! 私という可愛い娘がい ながらどういうこと?
(亀) しょ~ゆうことだぴょん ぴょんぴょん
(神) 亀ちゃんこのあとどうなるかわかってるんでしょうね
(亀) ど、どうなるんや
(神) こうなるんよ
ぼこぼこぼこぼこ
ぼこぼこぼこぼこ
こうして 穏やかな一日が始まった
おまけの満月

もとい これはうらの畑になってた柿ちゃん
昨夜の曇り空に浮かんでいた満月

さ~ 豪華インスタントゴールドブレンドコーヒータイムに突入だ